鋼構造ジャーナル記事詳細

2008年10月27日号 NO.1376

●橋建協が技術発表会・講演会/関係者500名参集
●鉄骨管理技術者試験/1級854名、2級577名
●H形鋼、棒鋼2千円下げ/物調の10月資材価格調査
●首都高速が現場見学会/川崎縦貫大師ジャンクション
●特集/免震・制振構造・若手の適用4作品紹介
●第54回全国溶接技術競技会/越前・若狭・福井大会
●北海道版
●近畿版
●東京製鉄の11月積み契約/全品種、過去最大の値下げ
●あおき製作(徳島)/柱大組立仮組装置を開発、販売
●全青会中部ブロック研修会/小野徹郎教授が講演会

130体の建築模型を展示

建築学会がアーキニアリング展

〝芸術と建築と技術〟を融合

 日本建築学会(会長=斎藤公男・日本大学名誉教授)は17日、東京都港区の建築会館で「アーキニアリング・デザイン展2008」のオープニングセレモニーを開催した。同展覧会は〝芸術と建築と技術〟の関係を見据え、その歴史的発展過程から未来の建築へ向けての示唆と提案を意図して企画したもので、今回が初めての開催。今月28日までの期間中に、計130体の各国の著名な建築物の模型を展示するほか、参加型イベントや講演会などを行う。
(写真左=会場には大勢が来場、写真右=E「耐震と高さへの挑戦」コーナー)
 

橋建協が技術発表会・講演会

会員ら関係者約500名が参集

技術者の誇り、使命を再認識

 日本橋梁建設協会(会長=川田忠樹・川田工業取締役相談役)は15日、東京都中央区の銀座ブロッサムホールで会員および関係者約500名を集め、〝これからの鋼橋に求められる技術〟をメーンテーマに「橋梁技術発表会及び講演会」を開いた。同イベントは毎秋に開催されているもので、今年で3回目。会場に集まった会員、大学、設計など関係者は鋼橋の最新技術や維持管理・点検システムの重要性などを学び、橋梁技術者としての誇り、社会的な使命を再確認した。
(写真左=受賞した井口氏、田中氏、佐々木氏(左から)、写真右=会員約500名が参集)
 

全国6会場で鉄骨管理技術者試験

1級854名、2級577名

受験者数は前年度比4.8%増

 全国鉄構工業協会と鉄骨建設業協会の共同実施による「鉄骨製作管理技術者」の平成20年度試験が18日、全国6会場で一斉に行われた。受験者数は1級854名、2級577名の計1431名。前年度実績より4.8%増(1級3名増、2級63名増)だった。
(写真=東京会場)
 

H形鋼、棒鋼2000円下げ

需要低迷で先行き弱含み

物調の10月資材価格調査

 建設物価調査会は、10月初旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。東京地区の鋼材関係は、H形鋼、異形棒鋼、等辺山形鋼が前月比でトン当たり2000円下げた。市況は弱含み推移となっており、今後も値下がりする可能性がある。H形鋼は2000円下げのトン12万5000円となったが、鉄スクラップ価格の急落や需要の低迷から先安感があり、弱含みになっている。また、異形棒鋼も民間物件の中止や延期で需要が低迷しており、需要家の購入姿勢が厳しく、弱含み推移となりそうだ。

第54回全国溶接技術競技会

「越前・若狭・福井大会」

初めて福井で溶接手腕を競う

 日本溶接協会、同北陸地区支部、同福井県支部(支部長=木下好正・木下工業社長)の主催による第54回全国溶接技術競技会が18、19の両日、福井県で被覆アーク溶接部門に56名、炭酸ガスアーク溶接部門に56名の計112名の選手が都道府県代表として参集し、開催された。福井県での開催は54回の歴史の中で初めてである。
(写真左=あいさつする木下支部長、写真右=開会式に参加した選手ら)

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