鋼構造ジャーナル記事詳細

2008年12月8日号 NO.1382

●富山鉄構組合設立30周年式典/100名が参集し祝う
●10月の鉄骨需要は約51万トン/国交省建築着工統計
●新・建築士制度普及協/制度の円滑な実施で意見交換
●サカコー(香川)が創立40周年/工場見学と祝賀会
●連載講座(6)/「溶融亜鉛めっき加工における留意点」
●シンポ「建築基本法の制定」/衆参議員交え意見交換
●日本溶接協会/「50周年記念シンポジウム」を開催
●北海道版
●中部版
●宮脇鋼管(大阪)/希少サイズの常時在庫を整備
●『神溶会商社会』を開催/「逆風こそチャンス」を強調

第3回全国大会のテーマを審議

全構協関東支部 活発に意見交換

着工延期問題で「情報を密に」

 全構協関東支部(支部長=池田英敏・池田鉄工社長)は2日、東京都中央区の鉄鋼会館で支部会を開き、全構協が来年7月22日に開催予定の「第3回全国大会」のテーマや懇親会のアトラクションについて活発に意見を交換した。
 池田支部長はあいさつで「〝将たる者は洩る船の中に座し焼くる家の下に臥す心根を忘れぬことなり〟という言葉がある。人は希望や目標があれば苦難を耐えて乗り越えることができるという意味だ。われわれがリーダーシップを発揮し、厳しい業界環境に少しでも希望や目標を創出できる有意義な会にしたい」と積極的な意見提出を求めた。
(写真=関東支部会のようす)
 

関係者100名が参集し祝う

「手作り式典」和やかに

富山県鉄構組合 設立30周年式典

 富山県鉄構工業協同組合(理事長=和田充弘・和田鉄工建設社長)は11月26日、富山市の高志会館で来賓や組合員、賛助会員ら約100名が集い、組合設立30周年式典を開催した。式典企画から設立30年の歩み、各種パンフレットの作成など、すべてを事務局と組合員だけで行った「手作り式典」で、終始和やかな雰囲気のなか行われた。
(写真左=あいさつする和田理事長、写真右=来賓や組合員、賛助会員ら大勢が参加)
 

推定鉄骨需要量約51万トン

着工面積、4カ月連続の反動増

 国土交通省がまとめた10月の建築着工統計によると、全着工面積は前年同月比16.7%増(前月比6.4%減)の1287万8000平方メートルとなった。昨年は改正建基法施行の影響で需要が大幅に減少、その反動で4カ月連続の前年比増となり、前月比でも3カ月ぶりに増加した。
 構造別では、S造が前年同月比32.1%増(前月比7.9%増)の492万1000平方メートル、SRC造は同82.1%増(同10.9%減)の36万6000平方メートル。この結果推定される鉄骨需要量は約51万トンの水準(前年同月は約48万トン)。

希少サイズの常時在庫を整備

宮脇鋼管(大阪)

カラー鋼管とBCR295jr

 鉄骨建築用パイプの大手特約店の宮脇鋼管(本社・大阪市西成区津守TEL06・6658・3801)は、昨年から下塗り一次塗装工程を省略できる□150カラーパイプと、BCR295の国土交通大臣認定に追認された□150と□175の小径コラムの在庫体制を整備してきたが、現在では全国的な引き合いに対応できる体制が整い、全国販売体制のいっそうの強化を進めていく方針を打ち出している。

東京都鉄骨工場登録推進機構

技術講習会に40名が受講

 東京都鉄骨加工工場登録制度推進機構は11月29日、東京都千代田区神田佐久間町の日本溶接協会8階会議室で、平成20年度技術講習会(技術講習会A)を実施、ファブ関係者ら約40名が受講した。
 テーマは鉄骨製作工場における誤作・手戻りの防止要領と、今年改訂された超音波探傷検査規準を解説した。
(写真=誤作・手戻り防止と超音波探傷規準)
 

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