鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年2月23日号 NO.1393

●北関東3県鉄構組合が交流会/耐震工事は起爆剤
●鉄建協が工事契約で陳情/「工事進行基準会計処理」
●札幌の老舗Hファブ・丸吉鉄工自己破産の波紋
●全構協・関東経近委/各地で需要の停滞感強まる
●埼玉鉄構組合/初の安全大会開催に80名が参加
●特集・鉄骨溶接ロボット/ファブの活用事例
●東北版
●近畿版
●新日鉄2月契約店売りH形鋼/4万円の大幅値下げ
●東京製鉄3月積み契約/3カ月ぶりに全品種値下げ
●スノウチ/「カドピタGJ」を4月から本格販売

第250回記念講演会を開催

関西建築技術研究会

常に最新の研究テーマを学ぶ

 関西建築技術研究会(代表幹事=辻英一・安井建築設計事務所常任顧問)は13日、大阪市北区の堂島ホテルで会員や来賓ら100名の出席のもと、第250回記念会として講演会と祝賀会を開催した。
(写真=関西の設計士100名以上が参加)
 

耐震工事は不況対策の起爆剤

3県で協調して受注確保

北関東3県の鉄構組合が交流会

 栃木県鉄骨業協同組合(理事長=柏渕武夫・共栄産業会長)、茨城県鉄構工業協同組合(理事長=藤江栄一・第一藤江鉄工建設社長)、群馬県鉄構業協同組合(理事長=冬木金雄・冬木工業副会長)の北関東3鉄構組合は17日、宇都宮市のニューイタヤで交流会を開催した。交流会では「組織運営」「受注対策」「品質評価」の3部会に分かれて討議。このなかで不況対策の起爆剤として耐震補強の受注確保に力を入れ、北関東3県が協調していくことになった。交流会には3県から合わせて40名が出席した。
(写真左=左から、柏渕、冬木、藤江の3理事長、写真右=3県から40名が参加)
 

5カ月ぶりに前月比増に

首都圏でS造が61%増加

 国土交通省は、08年12月の都道府県別着工統計を明らかにした。S造は前年同月比で47都道府県中32都道府県で減少したものの、鳥取が97%、高知が92%増加し、全体でも5カ月ぶりに増加に転じた。また、首都圏の推定鉄骨量は前月比で約6万トン(61%)増加した。

「工事進行基準会計処理」で陳情

鉄建協 「適正な工事契約」を求める

大手ディベロッパー、ゼネコンに

 鉄骨建設業協会(会長=大髙善靖・片山ストラテック会長)は19日から「工事進行基準会計処理」の陳情活動をスタートさせた。26日まで正副会長のほか、運営委員会メンバーらが大手ディベロッパーやゼネコン各社を回り、要望書を手渡す。
(写真=大髙会長)
 

全構協・関東経近委が会合

各地で需要の停滞感強まる

 全構協関東支部経営近代化委員会(委員長=冬木金雄・冬木工業副会長)は13日、東京・中央区の東京鉄構工業協同組合事務局で会合を開き、支部内の鉄骨需給環境で意見を交換。景気悪化を受けて、各都県とも需要の停滞感が強まっている状況を確認した。

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