鋼構造ジャーナル記事詳細

20090518

2009年5月18日号 NO.1405

●08年度の都道府県別鉄骨需要/全国7地区で減少
●連載講座(8)/溶融亜鉛めっき実務概論・藤村和男氏
●第39回日本溶接協会賞/功労賞は青木博文名誉教授
●大手ファブ(13)/片山ストラテック・北山恭尚社長
●東京都/橋梁の管理に関する中長期計画
●大阪「ベアーズB棟新築工事」/WAWO構法採用
●鉄構技術展ニュース/タケダ機械が新製品2機種など
●鉄骨景況天気図/全国各地の動向
●北関東版
●北陸版
●植木鋼管(東京)/100ミリフラットデッキを発売

需要の大幅減少がより顕著に

単価も年度明け以降、急落傾向

企業体力の維持が大きな焦点

 08年度の推定鉄骨需要量は、国交省の着工統計によると約589万トン(前年度比8.1%減)で600万トン割れとなり、過去35年間の実績からも75年度実績(593万トン)以来の記録的な減少となった。
 需要の大幅減少の要因としては(1)改正建基法施行による建築確認審査業務の停滞(2)景気後退に伴う工事物件の中止、延期(3)金融不安に伴う信用収縮や変動著しい鋼材価格の見極めなどの施主判断――など複合的な要因が重なりあったと推測される。

08年度の都道府県別鉄骨需要

37都道府県で前年度比が減少

東京は32%増、群馬も23%増

 国土交通省が発表した建築着工統計から換算した08年度の都道府県別鉄骨需要量では、前年同月比で東京が32.2%増、群馬が23.1%増となったものの、島根が52.4%減、鳥取が43.5%減になるなど、全体としては47都道府県中37都道府県で前年度比減となった。

橋梁の管理に関する中長期計画

東京都 橋梁の疲労試験にUT、ET、MT

 東京都は、都が管理する橋梁の耐震補強、耐荷補強に関する総合計画「橋梁の管理に関する中長期計画」を策定した。これは、東京都橋梁長寿命化検討委員会(委員長=三木千壽・東京工業大学教授)が昨年まとめた答申内容を踏まえた実行計画で、30年間で約1兆1000億円のコスト縮減効果を見込む。今後3カ年のアクションプランで94橋に対する長寿命化対策などが明らかにされた。また定期点検では、目視外観調査に加え非破壊検査も検討されている。
(写真=1926年に再架構された永代橋)
 

新しい省エネ・省資源工法

「WAWO構法」を採用

鉄骨重量の1割低減など実現

 アークリエイト(高知市口細山、内田昌克社長)の建築鉄骨製作法・WAWO構法の採用により、鉄骨重量や溶接量の低減、工程数の削減などが大幅に可能となった物件の加工がこのほどほぼ完了し、まもなく鉄骨建方が開始される。
 物件は大阪府門真市向島町の「ベアーズB棟新築工事」で、建築主は熊西染色工業、設計・監理は双立建築設計、施工は清水建設が担当。鉄骨は奈良県のHグレードファブ、中川鉄骨(橿原市十市町)が加工した。
(写真=コア連結部の溶接)
 

100ミリフラットデッキ発売

植木鋼管

物流倉庫、商業施設向けに展開

 デッキプレートの専業メーカー、植木鋼管(本社・東京都昭島市、植木美久社長)はこのほど、リブ高さ100ミリの床型枠用鋼製デッキプレート「スーパーUフラットデッキ100」を開発した。
(写真=SUF100の製品仕様)
 

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