鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年6月15日号 NO.1409

●性能評価基準改正は11年4月から適用/田中淳夫氏
●民間・製造業の受注厳しく/日建連09年度受注見通し
●山梨県鉄構溶接協会/「溶接技術競技大会」を開催
●鉄構技術展/フクオカシステム「早見太郎くん」
●連載/鉄骨一次加工変遷史(1)・大東精機・杉本忠博会長
●連載講座(12)/溶融亜鉛めっき実務概論・藤村和男氏
●北陸版
●近畿版
●新鉄構企業訪問/船山工業(福島県)
●新日鉄・NSボルテン/トルシア形超高力ボルト好調
●沖縄県鉄構工業会が総会/新理事長に宮城哲人氏

全構協が第42回通常総会開く

高田常任理事(北海道)が副会長に昇格

吉田副会長は顧問に就任

 全国鉄構工業協会(会長=山本康弘・トウジ工業取締役相談役)は5日、東京都中央区茅場町の鉄鋼会館で第42回通常総会を開いた。
 山本会長はあいさつで鉄骨ファブ業界を取り巻く極めて厳しい現状を説明後、「組合員全社が〝6割操業〟、あるいは譲り合いの精神でこの苦境を乗り切る体制づくりが大切。会長職として4年目に入るが、残された任期を全力で頑張りたい」と述べ、協調と一致団結の重要性を強調した。
(写真=総会会場)
 

性能評価基準改正は11年4月から適用

田中淳夫・宇都宮大名誉教授
「適正規模の導入」は延期

栃木県鉄骨業組合が説明会

 栃木県鉄骨業協同組合の品質保証委員会(岩崎亘委員長)は4日、宇都宮市のホテルニューイタヤで「新性能評価概要説明会」を開いた。説明は田中淳夫・宇都宮大学名誉教授(全国鉄骨評価機構性能評価運営委員会委員長)が、鉄骨製作工場性能評価基準の改正案の現状について行った。同名誉教授は改正案のうち、改正基準の実施時期、各種基準類の位置付けと内容、品質管理体制の明確化、製作実績における内容確認、Mグレード工場の品質管理責任者の兼務の取り扱いなどについて現状を話した。
(写真=30名が出席した説明会)

「溶接技術競技大会」を開催

第1回高校生大会も同時開催

山梨県鉄構溶接協会

 山梨県鉄構溶接協会(会長=飯田章雄・飯田鉄工社長)は6日、甲府市内の雇用・能力開発機構山梨センターで平成21年度(第42回)山梨県溶接技術競技大会および(第1回)山梨県高等学校溶接競技会を開催した。溶接技術競技大会には被覆アーク溶接の部に11名、炭酸ガスアーク溶接の部に32名の計43名が参加、高等学校溶接競技会に県内工業高校5校23名の学生らが参加した。
(写真=大会に出場した高校生たち)

SHTB、発売10年で1.5万ト 新日鉄・NSボルテン

大型工場・店舗などに採用

 新日本製鉄とNSボルテンが共同開発した「トルシア形超高力ボルト(SHTB)」は、発売から約10年の今年3月末、販売実績が累計1万5000トン(2500万本)に達した。  新日鉄とNSボルテンの両社は88年、SHTBの共同開発に着手。99年に大臣認定を取得し販売を開始した。鋼構造物の大型化・大スパン化とボルト接合部の高耐力化へのニーズが高まるなか着実に販売実績を伸ばし、今年3月末現在で累計1万5000トン(2500万本)を達成した。

新理事長に宮城哲人氏を選出

沖縄県鉄構工業会(組合員14社)

 沖縄県鉄構工業会(理事長=比嘉広明・比嘉工業社長)は2日、那覇市の那覇レクセンターで平成21年度通常総会を開催し、役員改選を行い、宮城哲人・宮昌工業社長を新理事長に選出した。

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