鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年9月28日号 NO.1424

●近畿H会/当面の企業運営のあり方で意見交換
●鉄建協が10月27日に技術発表大会/スカイツリーなど
●全構協関東支部/「耐震補強委員会」の設置を決定
●新社長/坂本建設(大阪府)・坂本泰雄氏
●連載/鉄骨一次加工変遷史(16)・大東精機・杉本忠博会長
●連載・最終回/溶融亜鉛めっき実務概論・藤村和男氏
●特集/JSCA法人化20周年記念
●北海道版
●首都圏版
●日鉄住金建材/合成スラブデッキの販売が好調
●片山ストラテック/「KAPシステム」劇的転換

法人化20周年を祝う

JSCAが記念大会を開催

アイデアコンペ最優秀賞は竹中

 日本建築構造技術者協会(木原碩美会長、略称・JSCA)は11日と12日の両日、東京・芝の建築会館ホールで「法人化20周年記念大会」を開催し、約300名が参集した。JSCAは89年に〝社会に貢献する構造技術者集団〟として社団法人化。大会のテーマは「20年後の未来へ向けて今なすべきこと~社会へ貢献する構造とは~」。
(写真左=次々に発表が続いた、写真右=賞状を読み上げる木原会長(右))
 

当面の企業運営のあり方で意見交換

近畿H会23社が集い、定例会

「鉄骨版係船ポイント」の判定基準も検討

 近畿地区のHグレード鉄骨製作工場の有志で組織する近畿H会(代表世話人=池内鴻之・イケウチ社長)は17日、大阪・梅田の弥生会館で定例会を開き、足元10~11月ごろまでは物件の停滞が続くのは必至の情勢を確認し合うとともに、各社とも11月すぎから来年明けにかけては山積みが好転する見込みも確認し、当面の最良の企業運営のあり方について意見を交わした。
(写真=企業運営の最善策を検討し合う)

JR東日本が「鉄骨工事研修会」

若手育成プロジェクトの一環で

ファブ、ボルトメーカーの見学も

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月10、11、17日の3日間にわたり、建築鉄骨構造技術支援協会(略称・SASST、会長=田中淳夫・宇都宮大学名誉教授)の協力のもと「建築鉄骨工事研修会」を開いた。今年度から実施している若手技術者の育成プロジェクト「技術アカデミー」の一環として企画・実施したもの。建築構造や溶接にかかわる座学のほか、鉄骨ファブやボルトメーカーでの現地研修、工場見学などもカリキュラムに取り入れ、鉄骨製作の品質管理にかかわる実践的知識を学んだ。
(写真=那須ストラクチャー工業を見学)

NSエコパイル

道路橋基礎で採用
新日鉄エンジ・新日鉄

施工性、経済性で効果

 新日鉄エンジニアリングと新日本製鉄が開発を進めてきた「NCエコパイル(回転圧入鋼管杭)」=写真=が、道路橋基礎の斜杭構造に回転杭として初めて採用された。工事では垂直方向に耐力の高いNSエコパイルと水平方向に耐力が高い斜杭構造を組み合わせ、経済的な基礎形式が実現できたことで、両社では「今後、道路橋基礎分野でのNSエコパイルの需要拡大が期待される」としている。

面取り加工機「TKA―300、同500型」の売れ行き好調

サンワ(東京)

 サンワ(本社・東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷、奥山章次社長Tel042・557・7801)の携帯型電動鋼板面取機「TKA―300型、同500型」の売れ行きが好調だ。
 「TKA―300型、同500型」は鉄骨、橋梁、造船用鋼板端部の曲面加工(R面取り)向けに同社が開発した携帯型電動鋼板面取機。今年7月に東京ビッグサイトで開催された鉄構技術展で初出展し、好評を得ている。

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