鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年11月30日号 NO.1433

●東武スカイツリー/現場見学会で塔体内部を初公開
●新潟県内の耐震補強を分離発注に/今年度から実施へ
●H形鋼は2000円下がる/物調の11月資材価格調査
●インタビュー/リンカーンEJ・鈴木元明社長に聞く
●新社長/カワモト(長野県)河本龍一氏
●秋田組合・非破壊研究会/25度開先施工報告書を刊行
●現地ルポ/中国の鉄骨業界の現状を探る
●特集/建築用鋼材の現状
●首都圏版
●近畿版
●新鉄構企業訪問/(有)ヘンミ(栃木県)

40名参加の意見交換会を開催

全青会九州ブロック会
JSCA九州青年部

建築鉄骨の品質向上に向けて

 全構協青年部九州ブロック会(会長=冨永豊和・冨永鋼建社長)とJSCA九州支部青年部会(部会長=今林光秀・日本設計九州支社シニアエンジニア)は20日、福岡市博多区の「IPホテル」で意見交換会を開催。当日は両団体から約40名が参加した。
(写真=鉄骨加工の工程全般で意見交換)

東武タワースカイツリー

現場見学会で塔体内部を初公開

数々の技術を駆使して建設

 東武タワースカイツリー(宮杉欣也社長)は22日、東京都墨田区で建設中の「東京スカイツリー」の現場見学会を報道関係者を集め実施した。「東京スカイツリー」は、東京の新しいシンボル、また、地上波デジタル放送の電波塔として計画され、塔体部の最高高さは634メートルと世界最大の鉄塔として関係者の注目を集めている。着工以来、タワー内部を公開するのは今回が初めてとなる。
(写真=215メートルの高さまで立ち上がる)

県内の耐震補強を分離発注に

今年度からの実施へ最終段階

新潟県鉄骨工業組合

 新潟県鉄骨工業組合(理事長=並川栄三・藤木鉄工社長)が新潟県と検討中にある耐震補強工事の分離発注の実施計画は現在、同県が体制固めの最終段階にある。公共の耐震補強工事の鉄骨製作分野で分離発注が行われれば、鉄骨業界で初めての事例となる。
(写真=分離発注の進捗状況を説明)

H形鋼は2000円下がる

中厚板、異形棒鋼も下げ

物調の11月資材価格調査

 建設物価調査会は、11月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼、中厚板、異形棒鋼などが前月比で値下がりし、先行きについても弱含み推移の見通しである。

ZRC工法資格認定講習会開く

東構協 近郊県含め約60名が真剣に受講

 東京鉄構工業協同組合(理事長=池田英敏・池田鉄工社長)は19日、東京都江東区の飯田製作所(飯田歳樹社長、Mグレード)でZRC工法資格認定講習会を開いた。神奈川、山梨、群馬などの近県からの参加者も含め計60名が受講するなか、亜鉛めっきの特性や施工手順など工法に関する座学と塗布作業の実習が行われた。
(写真=参加者全員が熱心に聴講)

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