鋼構造ジャーナル記事詳細

20091221

2009年12月21日号 NO.1436

●海外ファブ/日本の鉄骨市況悪化で受注姿勢を転換
●S造はやや回復傾向/国交省10月の都道府県着工統計
●ムラヤマ(山形)/清水建設東北の若手社員が研修会
●CIW検査協会/東京都検査機関登録の授与式を開催
●急ピッチで建設進む会場/半年後に迫る上海万博
●特集/日本溶接構造専門学校
●東北版
●九州版
●東京製鉄1月契約/線材除く全品種を2千円値下げ
●松山鋼材(千葉)/スーパーダイマの在庫販売開始
●アマダマシンツール/新会社設立展示会を開催

構造別でS、RC造とも大幅減少

本紙調査 物件大型化も顕著

5月以降30%以上減(前年比)続く

 昨秋以降、景気の急速な後退で建築計画の着工凍結や延期等が相次ぎ、建築需要が大幅に落ち込んでいるが、本紙では国土交通省の着工統計から構造別におけるその影響を調査した。需要が減少した昨年11月から現在までRC造を含め、構造体に関係なく昨年実績比で全体的に減少しているものの、W(木)造は比較的影響が少ないのに対してRC造とS造は今年5月以降、月単位の実績でいずれも30%以上の大幅な減少が続いていることが判明した。
(写真=都内で建設が進む超高層物件)

海外ファブ 日本の鉄骨市況悪化で

受注機会窺う姿勢に方向転換も

中国、タイ勢の一部意欲示す

 JIS法改正(05年10月)以降、海外ファブが自国材で製作・製品納入が可能となり、日本国内の大手ゼネコンの海外調達志向と絡んでその実績を伸ばしてきた。とくに材料調達で有利な高炉系ファブが多い中国の動向が注目されたが、日本国内の鉄骨単価の下落など市況悪化とともに参入意欲が後退、今夏以降は受注機会を窺う姿勢に方向転換するファブが出始めている。大手ファブ関係者は「もはや脅威ではない」と言い切るが、一部の海外ファブは依然、受注に意欲的で、今後も予断を許さない局面が続いている。

鉄骨研修会で基礎知識学ぶ

清水建設東北支店の若手社員

ムラヤマ(山形)

 山形県のHグレードファブ、ムラヤマ(村山功社長)はこのほど、清水建設東北支店の若手社員を対象に「建築鉄骨研修会」を開催した。
 同研修会は、各地区より選抜された清水建設の若手社員(5~10年目)が鉄骨製作について理解を深め、生産性および品質向上への提言や実践できる人材へと成長することを目的に、同社の依頼を受けて初めて開催したもの。
(写真=工場見学後に検査の実技も)

CIW検査協会

東京都検査機関登録の授与式開催

山崎・倫理委員長が異例のコメント

 CIW検査協会(会長=逸見俊一・検査サービス社長)は10日、東京・浜松町の東京会館で東京都登録検査機関の登録書授与式を開催した。審査にあたった倫理委員会の山崎真司委員長(東京電機大学教授)がCIW認定の維持、外注管理、改ざん要求について異例のコメントを文書で発表した。
(写真=逸見会長から登録書を授与)

月間200トンでスタート

スーパーダイマの在庫販売

松山鋼材(千葉)

 胴縁加工メーカーの松山鋼材(本社・千葉県旭市飯岡、向後賢司社長)は、今月からエコドウブチ「みけどうぶち」の材料として使用している新日本製鉄の高耐食性めっき鋼板「スーパーダイマ」の在庫販売を始めた。当面は月間200トンでスタート、500トン程度まで増やすことにしている。
(写真=スーパーダイマ200トンを搬入)

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