鋼構造ジャーナル記事詳細

20100426

2010年4月26日号 NO.1454

●H形鋼などタイト感/ファブは見積もり対応で苦慮
●横河ブリッジHD/新社長に吉田明専務が昇格
●新理事長/宮崎県鉄構工業会・齊藤照憲氏
●大手ファブトップに聞く(1)/川田工業・川田忠裕社長
●大手ファブトップに聞く(2)/駒井鉄工・須賀安生社長
●新社長/服部鉄工所(愛知県)・服部浩昭氏
●ファブの匠/東北建機工業(青森県)
●首都圏版
●北関東版
●東京製鉄5月契約/4カ月連続で全販価引き上げ
●デンロコーポレーション/「干渉色めっき」を開発

「協調・協力」で現況乗り切り

全青会 東京で第19回全国大会

第10期会長に吉岡氏(東京)

 『未来』をスローガンに掲げた全国鉄構工業協会青年部会(会長=上柿範兼・上柿鉄工建設社長、構成員1109名)の第19回全国大会が17日、建設中の東京スカイツリーを間近に望む都内台東区の浅草ビューホテルで開催された。全国の青年部代表のほか、千葉工業大学の橋本篤秀教授、JSCA技術委員会金属系部会の園部隆夫主査、山本康弘会長をはじめとする全構協幹部など来賓を含め総勢280名余りが参集し、足元の不況の克服、鉄骨業界の発展に向け決意をひとつにした。
(写真左=役員改選や事業計画を決議、写真右=吉岡新会長)

 

H形鋼などのタイト感強まる

厚板ロールの手配も難航へ

ファブは「見積もりへの対応」で苦慮

 新日本製鉄のH形鋼を扱う商社・特約店で構成される「ときわ会」が調べた3月末のH形鋼流通在庫(確報)状況によると、全国総計の在庫率は1.74カ月と1年8カ月ぶりに2カ月を切った。「現下の荷動きからすると、適正な水準に改善した」(新日本製鉄建材営業部建築建材グループ)とするも、市場ではH形鋼などの形鋼類を中心に日増しにタイト感が募っている。また、厚板もロール手配が難航するなどの動きが顕著で、切板やコラムなどの納期に大きな影響を与えつつある。7月以降の不透明な鋼材販価に伴い、鉄骨ファブリケーター各社からは「見積もりができない」と対応に苦慮する声も増えており、需要の大幅減少という事態のなかで緊迫感がさらに増した形だ。

全構協関東支部・耐震補強委員会

契約形態フローチャート作成へ

 全構協関東支部・耐震補強委員会(委員長=飯田歳樹・飯田製作所社長)は16日、都内中央区の東京鉄構工業協同組合事務局で今年度第1回会合を開き、支部内での受注ルールを示した『契約形態フローチャート』を早急にまとめることを決めた。
(写真=フローチャートの基本案を示し補足説明)

ファブの匠

東北建機工業(青森県)
〝海と空の港〟へ製品出荷

高度熟練技能者を輩出する技術力

 青森県八戸市のHグレードファブ、東北建機工業(上柿富久夫社長)は08年6月に、山口県の徳山港にコンテナ荷役に使われる大型特殊車両「ストラドル・キャリア」(重量55トン)を八戸港から出荷、今年3月に「ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)」(同40トン)を岡山空港へ向けて出荷した。両方とも、同社が長年つちかった技術力と充実した機械設備が受注を可能にした。上柿社長が話す「存在感のある企業であるため」の挑戦が続く。
(写真=ボーディング・ブリッジの製作)

4カ月連続、全販価引き上げ

東京製鉄 5月契約

店売りH形鋼、7万9千円に

 東京製鉄は、5月契約から全品種の販価を3000~7000円引き上げると発表した。全面値上げは4カ月連続。先月まで上伸局面が続いていた鉄スクラップ価格の動向に加え、製品市況の上昇基調が継続する内外市場の情勢を踏まえて値上げを決めた。この結果、H形鋼の店売り向け価格は7万9000円となった。

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