鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年5月10日号 NO.1456

●09年度の鉄骨需要量/前年比33%減の約391万トン
●建築鉄骨構造技術者支援協会/一般社団法人設立総会
●3月の鉄骨需要は約38万トン/国交省建築着工統計
●新社長/那須ストラクチャー工業(東京都)・鈴木貴久氏
●大手ファブトップ(5)/東京鉄骨橋梁・岡崎雅好社長
●大手ファブトップ(6)/日本橋梁・松田彰社長
●鉄骨景況天気図/全国各地の動向
●新日鉄エンジニアリング/新任執行役員に聞く
●北海道版
●甲信越版
●全構協・近畿支部/鉄骨商社12社と懇談会を開催

09年度鉄骨需要400万トン割れ

採算割れ物件の恒常化を懸念

業界環境は緊迫した状況下に

 国交省の着工統計をベースとした09年度の推定鉄骨需要量は約391万トン(前年度同期比33.7%減)となり、400万トンを割り込む大幅な減少傾向を示した。鉄骨需要の400万トン割れは67年度(380万トン)以来、実に42年ぶりの記録的な数値となる。

建築鉄骨構造技術支援協会

一般社団法人設立総会を開く

理事長に田中淳夫氏を選出

 建築鉄骨構造技術支援協会(略称SASST、会長=田中淳夫・宇都宮大学名誉教授)は4月27日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で第4回通常総会並びに一般社団法人設立総会を開催。一般社団法人の役員人事では理事長に田中淳夫氏を選出した。
(写真=事業計画を採択)

推定鉄骨需要量は約38万トン

全着工面積、17カ月ぶり増加

 国土交通省がまとめた3月の建築着工統計調査報告によると、全着工床面積は前年同月比3.7%増(前月比20%増)の1036万6000平方メートルとなり、08年10月以来、1年5カ月ぶりに対前年比で増加した。

鉄骨商社12社との懇談会開催

全構協近畿支部

健全な取引関係の構築目的に

 全国鉄構工業協会の近畿支部(支部長=大井豊司・大井鉄工所社長)と支部経営近代化委員会(代表委員=緒方義則・緒方鉄工所社長)は4月28日、大阪・福島駅前のホテル阪神で鉄骨商社との懇談会「近畿鉄構交流会」を開催。各府県理事長および経営近代化委員、鉄骨営業に携わっている12社の商社担当者ら27名が一堂に会し、健全な取引関係の構築を目的に、意見を出し合った。
(写真=今後3ヵ月ごとの定例会開催を申し合わせ)

「SASST」への入会を決定

東構協理事会

総会での役割分担と人事を協議

 東京鉄構工業協同組合(理事長=池田英敏・池田鉄工社長)は先月27日、東京都中央区の組合会議室で定例理事会を開催。建築鉄骨構造技術支援協会(SASST)への入会を決めたほか、5月27日に開催を予定する通常総会の役割分担と改選に伴う役員人事などを協議した。
(写真=総会の役割分担でも協議)

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