鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年5月31日号 NO.1459

●09年度都道府県鉄骨需要/45都道府県で前年度比減少
●H形鋼3カ月続伸で7万9千円/物調の5月資材調査
●鉄建協と全構協/東京地区での共同陳情を開始
●大手ファブ(11)/JFEエンジニアリング山岸一也常務
●大手ファブトップに聞く(12)/瀧上工業・高木録郎社長
●橋梁建設協会が総会/新たに「海外事業」活動追加
●連載/シャーリングの『今』/日鉄神鋼シャーリング
●鉄構業界団体総会ニュース
●新部会長/北海道機械工業会鉄骨部会・竹原巖氏
●中部版
●近畿版

セイケイ佐野製造所を見学

東日本ビルトH工業会

総会で認定基準見直しを承認

 東日本ビルトH工業会(会長=梅田栄吉・タカマサ社長)は21日、研修事業の一環で、コラムの大手メーカーとして知られるセイケイ佐野製造所(栃木県佐野市)の工場見学を実施した。
(写真左=セイケイ佐野製作所を工場見学、写真右=総会のようす)

09年度都道府県別鉄骨需要

45都道府県で前年度比が減少

中部地区は43.5%と大幅に減少

 国土交通省が発表した建築着工統計から換算した09年度の都道府県別鉄骨需要量では、前年度比で群馬と島根が51.3%減、宮城が48.9%減、山梨が48.5%減になるなど、全体としては47都道府県中45都道府県で前年度比減と、ほぼ全国的に下落した。

H形鋼3カ月続伸で7万9千円

採算確保で流通の価格転嫁進む

物調の5月資材価格調査

 建設物価調査会は、5月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼が原料価格の上昇などを背景に3カ月連続で前月比2000円値上がりしてトン7万9000円となった。異形棒鋼も原料の鉄スクラップの高止まりによって、4カ月連続で前月比4000円アップしてトン6万4000円になった。

東京地区での共同陳情を開始

設計、施工、鉄鋼など対象に

鉄建協/全構協 鋼材価格安定化など要望

 鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)と全国鉄構工業協会(会長=山本康弘・トウジ工業会長)の鉄骨2団体は、5月25日から東京地区の主要設計事務所、ゼネコン、高炉メーカーを対象とした陳情活動を開始した。

新たに「海外事業」活動を追加

6月1日から「橋の相談室」を開設

日本橋梁建設協会が総会

 日本橋梁建設協会(須賀安生会長)は21日、東京・平河町の都市センターホールで通常総会を開き、09年度の事業報告・収支決算を承認するとともに、新役員に片山ストラテックの北山恭尚社長と日鉄トピーブリッジの吉武考三郎社長を選出した。
(写真=あいさつする須賀会長)

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら