鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年11月29日号 NO.1485

●首都圏の大型物件順調/主要ファブの稼働率が上昇
●世界鉄鋼事情/鉄鋼原料めぐる資源争奪戦
●H形鋼2千円続落の6万8千円/物調の11月資材調査
●JSCA/「日本雑誌広告賞」銀賞を受賞
●東京鐵骨橋梁/年度内に千葉臨海工場の稼働休止
●鉄骨建設業協会/『第5回安全衛生大会』を開催
●丸杉が本社を岐阜駅前移転/利便性と業務効率向上
●「NDコア」加工現場ルポ/カワグチ鉄工(静岡)
●近畿版
●九州版
●新鉄構企業訪問/(株)佐藤熔接工業(千葉県)

230名を集めて記念祝賀会

AW検定協議会が発足25周年

認定数は延べ4000名超える

 AW検定協議会(会長=護雅典・竹中工務店東京本店技術部技術部長付)は19日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で会員・検定員のほか、来賓、協力機関、そして鉄骨ファブリケーター関係者ら計230名を集め、「25周年記念祝賀会」を開催した。
(写真左=230名が集まり、発足25周年を祝う、写真右=護会長)

首都圏の大型物件が順調な進捗

主要ファブの工場稼働率が上昇

来年の需要は「依然、不透明」

 東京都内や近郊県を中心とした首都圏の大型物件の順調な進捗に伴い、S・Hクラスの主要ファブの工場稼働率が今夏以降に上昇。ここにきて受注単価も採算的に厳しいものの、ようやく上向きに転じるという動きが一部でみられるようになってきた。ただ、首都圏の来夏前の新規案件の落ち込みや、地方の大型プロジェクトの減少など不安材料は少なくなく、「来年の需要は依然として不透明色が強い」とする関係者の見方が大勢を占めるようになっている。

H形鋼2千円続落の6万8千円

先安観根強く、弱基調で推移へ

物調の11月資材価格調査

 建設物価調査会は11月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。このうち東京地区の鋼材関係は、H形鋼が鉄スクラップ価格の下落を背景に、電炉メーカーの値下げで弱基調となり続落し、前月比2000円下落のトン6万8000円となった。

東京鐵骨橋梁

年度内に千葉臨海工場の稼働休止

関東の製造拠点を取手工場に集約

 東京鐵骨橋梁(岡崎雅好社長)は、年度内をメドに千葉臨海工場(千葉県市原市)の稼働を休止し、関東地区の製造拠点を取手工場(茨城県取手市)に集約する。橋梁市場の縮小傾向に対応した措置で、併せてこれまで本社(東京都港区芝浦)にあった営業や工事関連部門を取手工場に移転する。

本社を岐阜駅前に移転

丸  杉

利便性と業務効率の向上へ

 中部東海地区の有力鋼材特約店の丸杉(杉山忠国社長)は本社を同社が所有する岐阜市金町の「フロンティア丸杉ビル」内に移転、きょう29日より営業を開始した。
(写真左=新本社が入る「フロンティア丸杉ビル」、写真右=杉山社長)

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