鋼構造ジャーナル記事詳細

20110516

2011年5月16日号 NO.1509

●東日本大震災/沿岸部ファブは津波で甚大被害
●11年度は8%増の42兆円/建設経済研の投資見通し
●新社長/古橋鉄工所(千葉県)・古橋博氏
●アマダ/ECO・自動化コンセプトにイベント
●鉄骨景況天気図/全国各地の動向
●中部版●近畿版
●アイ・テック/配筋付デッキプレートを本格生産へ
●スノウチ/裏当て金「カドピタ」シリーズに新商品
●「東日本大震災関連ニュース」
●新社長/浅田鉄工(愛知県)・福岡茂氏

厳しい需要環境と長期化

ファブ各社の経営体力が疲弊

目の離せない緊迫した展開続く

 国土交通省の着工統計をベースとした10年度の推定鉄骨需要量は約418万トンとなり、前年度実績の7.1%増となったものの、依然、需要環境は厳しく、その長期化で鉄骨ファブ各社の経営体力が疲弊してきているのが現状だ。

東日本大震災

沿岸部ファブは津波で甚大被害

原発事故で避難・休業ファブも

 今回の東日本大震災で東北地域が受けた経済的なダメージは甚大だ。岩手県、宮城県、福島県、茨城県の被害総額は16兆円超と推計され、うち沿海部の津波被害が95%以上を占めた。津波で大きなダメージを受けた鉄構組合ファブは、岩手県の8社、宮城県の10社を中心に20社余。各社の被害金額は建屋、機械設備などで少なくとも1億円弱から数億円が見込まれ、再開のメドはまったく立たない。一方、内陸部は激しい揺れのわりに建物被害が軽微だったのは、3月11日の東北地方太平洋沖地震の地震動が短周期卓越という特徴を持っていたことによる。震災から2カ月、福島第一原発事故の影響は終息のあてもなく続いている。福島県の浜通り地区のファブは放射線という見えない脅威に今もあえいでおり、避難し工場に戻れないファブや風評被害に苦しむファブも少なくない。

テクラ

「ユーザーデイ2011」東京で開催

最新の「Tekla Structures17」を紹介

 3次元CADメーカー、テクラ(東京ヘッドオフィス=東京・品川区北品川1―1―11、宮本信太郎社長、TEL03・5769・3351)は、3次元構造系CADの最新バージョン「Tekla Structures17」の新機能を紹介する「テクラ・ユーザーデイ2011」を4月27日、東京・渋谷区恵比寿のエビス303で開いた。すでにTekla Structuresを導入しているゼネコン、ファブのCAD技術者ら計約80名が参加し、最新技術を学んだ。
(写真左=宮本社長、写真右=ゼネコン、ファブら約80名が参加)

アイ・テック

配筋付デッキを本格生産へ
大型物流倉庫の設計織り込み図る

 鋼材流通大手のアイ・テック(本社・静岡県静岡市、大畑栄一社長)はこのほど、東京工場(千葉県富津市)で配筋付デッキプレート「INデッキ」の量産体制を整備、今月から生産ラインが本格稼働を開始した。
(写真=配筋付デッキの量産を開始)

「カドピタLight FB8×24」

「GJ―R 12×50」など新発売

スノウチ 裏当て金のラインアップ図る

 溶接用副資材の製造販売を手がけるスノウチ(本社・千葉県浦安市港46TEL047・353・8751、渡部康二社長)は今月1日からコラム用裏当て金「カドピタLight FB8×24」の本格販売を開始した。また、同製品の面取り部分をロール圧延でテーパー加工した「カドピタLight FB8×24―5C」を6月1日から、さらに現場ジョイント用裏当て金「カドピタGJ―R」の追加サイズとなる「GJ―R12×50」を7月1日から、それぞれ製造販売を開始する。
(写真=カドピタLight FB8×24)

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