鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年12月19日号 NO.1540

●大和ハウス工業/中国企業と共同で工業化住宅を開発
●全構協/2月に第8回「後継経営者・幹部研修」
●24の学会が大同団結/巨大災害対応で連続シンポ
●JSCA/緊急輸送道路建築物耐震化への取り組み
●桂スチール(岡山)/H形鋼開先加工機など新設
●全構協・関東支部/耐震補強委を年度末で解散
●新社長/トキワスチール(福岡県)/岡哲朗氏
●特集/日本溶接構造専門学校
●近畿版
●九州版
●東北鉄構連・役員会/広域で職人不足が深刻化

2年連続で組合員が競技挑戦

第49回技能五輪「構造物鉄工」

長野鉄構組合の役員らも応援

 中央職業能力開発協会が主催する第49回技能五輪全国大会(静岡)の「構造物鉄工」競技が長野県松本市のふれあい技能センターで開催され、長野県鉄構事業協同組合の赤羽鉄工(赤羽廣治社長、Mグレード)の川添宏平君(20歳)が競技課題に挑戦した。
(写真左=競技課題に挑戦する川添君、写真右=応援に駆け付けた組合理事役員ら関係者)

大和ハウス工業

中国企業と共同で工業化住宅を開発

「建設業界科技成果評価書」取得

 大和ハウス工業が中国の宝業集団と共同開発した中国向けブレース式軽量鉄骨構造の工業化住宅が、中国建設部の「建設業界科技成果評価書」を取得した。日本向け製品を意識した中国進出ではなく、中国企業をパートナーに現地の住宅ニーズに合わせて技術開発を行い、今後も拡大する中国の建設需要を取り込もうとする動きとして注目できる事例だ。
(写真=工業化住宅の骨組図)

巨大災害対応をメーンテーマに

連続シンポジウムをスタート

24の学会が大同団結・発信

 日本の国土・社会・産業基盤にかかわる24の学会が集まった「日本学術会議 東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会」(議長=和田章・日本建築学会長)は、東日本大震災に対する反省と今後の抜本的な見直しに際し、学会の壁を越えて、本質的な議論を展開する連続シンポジウムを立ち上げた。「巨大災害から生命と国土を護る―24学会からの発信―」をメーンテーマに、今月から毎月1回のペースで連続開催する。

JSCA・記者懇談会

緊急輸送道路建築物耐震化への取り組み

東日本大震災の被害分析と提言

 日本建築構造技術者協会(会長=金箱温春・金箱構造設計事務所代表取締役)は7日、都内の本部事務局で記者懇談会を開催し、東京都における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化推進にかかわるJSCAの取り組み、東日本大震災の被害分析と提言の内容などについて発表した。
(写真=質問に答える金箱会長(右から2人目))

東北鉄構連・役員会

広域で職人不足が深刻化

村山会長「単価を戻す最高のチャンス」

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・山形県鉄構工業組合理事長/ムラヤマ社長)は6日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡本館で12月期定例役員会を開催。全構協支部長連絡会議、各事業委員会活動の報告のほか、職人不足が深刻な足元の状況、来年度以降の震災復興需要に関する意見の交換も行われた。

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら