鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年1月2日号 NO.1542

●建築鉄骨の12年展望/「緩やかな需要回復」が継続
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・川田忠裕会長
●新春インタビュー/全国鉄構工業協会・米森昭夫会長
●12年新春インタビュー 井上 勝徳、塩田 康一、望月 国宏、西山 功、田中 剛、昼間 祐治、有田 陽一、吉岡 晋吾、伏見 光雅、宮田 隆司、金箱 温春、髙梨 晃一、横野 泰和、粕谷 強、野村 信彰、千代 一郎、小南 忠義、土屋 敏彦、國谷 七三夫、金本 茂
●《辰年》年男登場

自信と勇気、希望を持とう

新たな都市づくりを支えるクレーン群 見上げる人々の目は細く
それぞれの夢と思いは次時代へと馳せる
 
現場に搬入される鉄骨が力強い骨格を形成していく
見慣れた情景に培ってきた業界の伝統と技が溶け込む
 
先人たちの幾多の困難と試練を乗り越えて得た英知
汗と血の滲むような努力をわれわれが受け継いでいる
 
クレーンの矛先はどこまでも澄み切った青空だ
自信と勇気、希望を持とう 輝く未来と今を生きるために

建築鉄骨の12年を展望

「緩やかな需要回復」が継続

価格動向を含め「正念場の年」

 11年度の鉄骨需要は後半から緩やかな回復傾向を見せており、最終的に「440万トン前後の見通し」(高炉メーカー建材担当)の見方が大半。12年度の需要も、一部で流動的要因もあるものの、「震災復興や防災関連、延期物件の本格稼働など、480万トンの見込み」(大手鋼材商社)の声も出始めた。価格動向を含めて、今年はまさに正念場の年となりそうだ。

小宮山・厚生労働大臣に緊急要望

今年6月に規制改正を検討

全国仮設安全事業協同組合

 全国仮設安全事業協同組合(理事長=小野辰雄・日綜産業社長)は12月16日、小宮山洋子・厚生労働大臣に「年間5340人の死傷者と161人の死亡者 建設墜落災害の撲滅を目指す絶対的対策の法制化について(緊急要望)」を手渡した。
(写真=小宮山大臣に緊急要望を手渡す小野理事長(右))

鋼材品質ガイドラインの講習会

全構協・近畿支部

各組合の講師養成目的に開催

 全国鉄構工業協会の近畿支部(支部長=大井豊司・大井鉄工所社長)は先月16日、神戸・三宮のテッケンビルで、日本鋼構造協会(JSSC)がとりまとめ、09年12月に作成した『建築構造用鋼材の品質証明ガイドライン』に対応すべく、同ガイドラインの趣旨および概要を浸透させるため講師養成用講習会を開催した。
(写真=時間超過となるほど質疑が殺到)

第2回全員協議会を開催

物件動向について情報交換

大分県鉄構工業会

 大分県鉄構工業会(理事長=川野正春・カマック社長)は12月15日、大分市の大分第一ホテルで第2回全員協議会を開催し、県内および周辺の物件発注動向について情報交換を行った。
 物件の発注状況では、公立学校の耐震補強や改修工事などを中心とした公共物件のほか、病院や介護施設など政府の補助金関連の物件が多いことを確認した。
(写真=公共物件や補助金関連物件が多いことを確認)

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