鋼構造ジャーナル記事詳細

2016年1月4日号 NO.1751

●16年の鉄骨需要展望/首都圏で大型高層案件が本格化
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・川田忠裕会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●16年新春インタビュー 石崎和志、山下 隆也、大熊 久理子、西山 功、吹田 啓一郎、石井 孝、有田 陽一、長谷川 睦、一戸 康生、宮田 隆司、森高 英夫、藤野 陽三、黒川 剛志、廣瀬 壮一、輿石 房樹、浅田 泰男、山口 種美、小南 忠義、河本 龍一、國谷 七三夫、角鹿 勝保
●《申年》年男登場

16年の建築鉄骨の需要展望

首都圏で大型高層案件が本格化

地方の中小案件の動向に期待

 今年度の鉄骨需要は「後半の伸び次第だが、最終的に510万㌧前後か。来年度需要も首都圏を中心とした大型高層案件の着工を見込み、前年並みかそれ以上」が関係者の一致した見方となっている。象徴的な東京五輪着工を控え、全体的には好調な展開を示すものとみられるが、一方で「工程ずれの影響で実需との乖離(かいり)が大きく、実感が伴わない」や「地方の中小案件の動向が不透明」との指摘も多いのも事実。建設業界全体の対応能力の表面化などの流れのなかで、ファブ業界の取り組みが今年最大の焦点となろう。
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「溶接標準」をHPで公開

一般的な溶接・開先を標準化

■■ 日建連 ■■

 日本建設業連合会(会長=中村満義・鹿島会長)は、鉄骨造建築物の基本となる溶接標準図を統一化する「溶接標準」を策定し、日建連のホームページに公開した。
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建設職人の改革推進基本法早期制定に

石井国交相に要望書を手渡し

日本建設職人社会振興連盟青年部

 日本建設職人社会振興連盟(國松孝次会長)および全国仮設安全事業協同組合(理事長=小野辰雄・日綜産業会長)の青年部(会長=小岸昭義・小岸興業社長)12名は12月21日、石井啓一・国交相と面談し、建設職人の安全と地位を向上させる改革推進基本法(仮称)の早期制定などについての要望書を手渡した。
(写真=青年部12名が石井国交相に要望書を手渡した)
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国交省

落橋防止装置の溶接不良問題で中間報告

元請けの品質管理強化と全数検査実施へ

 国土交通省は12月22日、第3回の落橋防止装置の溶接不良に関する有識者委員会(委員長=森猛・法政大学教授)を開き、中間報告書をまとめた。
 森委員長は「この問題の全容を解明するまでには相当な時間がかかることから、速やかに対策を実施するとともに、新たな検討すべき事案が出てきた場合のことを考慮した」と、中間報告書とした理由を述べた。
(写真=森委員長)
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