鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年3月5日号 NO.1551

●溶接H形鋼認定基準/「AAA」7工場の審査完了
●日建連受注/1月は30%増、民間が4カ月連続で増加
●1月の鉄骨需要は約37万トン/国交省建築着工統計
●被災3県の労務単価/鉄骨工、溶接工など8%台の増
●建研/政策大学院/シンポ「巨大震災からの復興」
●全構協・後継経営者・幹部研修/代表の感想文(下)
●特集/鋼材流通と部材加工
●四国版
●九州版
●パナソニック溶接システム/ロード出陣式を挙行
●北海道・鉄骨部会/鋼材品質証明説明会に160名

順調な進展みせる都内大型建築物件

価格面では依然、課題は山積

交渉力と真価で重要な節目に

 年度期末を迎え、鉄骨需要の動向が注目されているが、なかでも都内の大型物件は今後の案件を含めて順調に進展、大きな関心を集めている。ただ、価格面は依然として課題も多く、今後を展望して正念場を迎えたといえそうだ。
(写真=都内の大型物件 環状2号線3街区)

溶接H形鋼認定基準「AAA」

申請7工場の審査を完了

日本鉄骨評価センター
 日本鉄骨評価センター(小南忠義社長)は、普代産業栃木工場(栃木県芳賀郡益子町)と浜松アイ・テック本社工場(静岡県袋井市)の2工場において溶接H形鋼工場認定制度に基づき工場審査を実施した。申請の認定区分は両工場とも溶接H形鋼製作工場認定基準「AAA」で、認定実施日はそれぞれ2月21日、同28日。これにより、今年度から適用が開始された新基準「AAA」の申請7工場のすべての審査が完了したことになる。
(写真=工場審査)

推定鉄骨需要量は約37万トン

2カ月連続で前年を上回る

 国土交通省の1月の建築着工統計調査報告によると、全着工床面積は前年同月比1.7%増(前月比2.6%減)の989万5000平方メートルとなった。推定される鉄骨需要量は約37万トンの水準(前年同月は約35万トン)と2カ月連続で前年を上回った。

建築研究所/政策研究大学院大学

「巨大震災からの復興を考える」

国際シンポジウムを開催

 建築研究所と政策研究大学院大学が主催する国際シンポジウム「巨大震災からの復興を考える」が先月21日、東京都港区の政策研究大学院大学で開催された。ここ10年間に世界で発生したスマトラ沖地震・津波(04年)、四川地震(08年)、ハイチ地震(10年)、東日本大震災(11年)に関し、各国の専門家が発表を行った。
(写真=聴講者に外国人の姿も目立った)

「鋼材の品質証明ガイドライン」

北海道鉄骨部会が説明会を開催

ファブ、シャー、特約店160名が出席

 北海道機械工業会鉄骨部会(部会長=竹原巖・竹原鉄工所社長)は2月22日、札幌市内のセンチュリーロイヤルホテルで「建築構造用鋼材の品質証明ガイドライン」説明会を開催した。この説明会にはファブ、シャー、流通から約160名が出席した。
(写真=ファブ、シャー、流通から約160名が参加)

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