鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年4月9日号 NO.1556

●東京都の耐震改修計画/15年度耐震化率90%以上に
●2月の鉄骨需要量は約33万トン/国交省建築着工統計
●鉄構ファブ各社入社式/『もの作りは人』
●全鉄評/11年度前期適合工場/計201工場
●Hグレード工場ルポ/櫻本鉄工(山梨県)
●北海道新幹線/小林弘・鉄骨部会函館支部長に聞く
●関東版
●北陸版
●高砂金属工業(大阪)/7月メドにレーザー機増設
●ジャパンプローブ/「空中超音波」による鉄骨検査も
●愛知県鉄構組合H部会/トヨタ関連工事が増加傾向

「溶接会館」の竣工祝賀会

日本溶接協会

「日本、アジアの情報拠点に」

 日本溶接協会(会長=宮田隆司・名古屋大学副総長)は3月28日、行政、関連団体、業界関係者など約140名の参集のもと、「溶接会館」の竣工祝賀式を挙行した。
(写真=ハニカムダンパを採用)

東京都の耐震改修促進計画

15年度耐震化率90%以上見込む

全国的に耐震補強の関心高まる

 東日本大震災以降、全国的に建築・土木両分野の耐震改修や耐震補強工事への関心がかつてないほどに高まりをみせている。建物のK型ブレース、橋脚の鋼板巻き工法は代表的な補強例となっているが、これを手がける鉄構ファブ業界は今後の「潜在需要はきわめて多い」とみて大きな期待を寄せている。
(写真=K型ブレースの耐震補強製作)

原発防波壁の製作を公開

中部電力・JFEエンジ

総トン数は1万8000トン

 中部電力は3月30日、三重県津市のJFEエンジニアリング津製作所で、浜岡原子力発電所を津波被害から守る防波壁を公開した。浜岡原発の海側、約1.6キロのうち1.3キロにわたって築くもので、同製作所で仮組中の鋼製ブロックと製作現場を報道陣に公開し、防波壁の仕様などを説明した。そのなかで、施工スピードや工程管理の確実さ、防波強度など各方面から検討した結果、鋼構造が選択された経緯が説明された。
(写真=仮組中の鋼製ブロック)

全鉄評 11年度前期適合工場

H18工場、M115工場、R63工場、J5工場の計201工場

 全国鉄骨評価機構は2011年度前期性能評価適合工場を公表した。適合工場数は計201工場で、グレード別内訳は、H18工場、M115工場、R63工場、J5工場となっている。

岩瀬工業(富山)

ハイブリッド鉄骨に参加

埼玉県のビル工事で実績

 富山県のHグレードファブ、岩瀬工業(滑川市北野新888、堀井聡社長)は、鉄骨と木材をコラボさせるハイブリッド鉄骨を使ったビルの新築工事に初めて参加し、無事に完成させた。
(写真=「ポラテック本社ビル」の建方)

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら