鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年6月11日号 NO.1565

●全構協が通常総会/一般社団法人への移行を承認
●過去最多15県で新理事長誕生/全構協傘下鉄構組合
●4月の鉄骨需要量は約36万トン/国交省建築着工統計
●建専連が総会/ダンピングが起こりにくい環境を
●新理事長・中部支部長/愛知鉄構組合/石原義幸氏
●兵庫鉄建組合/盛大に組合設立40周年式典を挙行
●鉄構業界団体総会ニュース
●大手ファブ11年度決算/9社が経常減益、2社赤字
●全構協中国支部/妹尾・岡山組合理事長が新支部長へ
●北海道版
●東北版

大型高層物件の〝着工遅れ〟

背景に震災影響による設計見直し

競合で「価格是正」が焦点に

 直近の大型物件の動向は、都市郊外の物流倉庫、工場など低層物件が堅調に出件されている一方、再開発など高層案件の動きが鈍い展開が続いている。SグレードがHグレード相当案件に安値営業で参入するケースが目立ち、「値戻しのネックになる可能性がある」(Hグレード)との意見も多くなっている。
(写真=都内で建設中の大型物件)

第45回通常総会を開催

一般社団法人への移行を承認

全国鉄構工業協会

 全国鉄構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は8日、東京都中央区の鉄鋼会館で第45回通常総会を開催した。
 総会では平成23年度事業報告・収支決算、平成24年度事業計画・収支予算、一般社団法人への移行に伴う定款変更などを審議、満場一致で全議案を承認した。

推定鉄骨需要量は約36万トン

2カ月連続で前年を下回る

 国土交通省の4月の建築着工統計調査報告によると、全着工床面積は前年同月比0.9%増(前月比10.6%増)の1095万4000平方メートルとなった。全床面積中のS造、SRC造の比率は33.2%となり、推定される鉄骨需要量は約36万トンの水準(前年同月は約37万トン)と2カ月連続で前年を下回った。

兵庫鉄建組合

盛大に組合設立40周年式典を挙行

米森会長、顧問議員団らも列席

 兵庫県鉄工建設業協同組合(理事長=緒方義則・緒方鉄工所社長)は5月30日、神戸・異人館通り東端のホテル北野プラザ六甲荘で、組合設立40周年式典を挙行した。会場には、直前に通常総会を終えた組合員約60名(組合員77社)に加え、組合運営を支えてきたOB各位、共同購入事業に参画する賛助会員、組合事業を側面から補佐する顧問の県議会議員団のほか、来賓として全構協から米森昭夫会長や大森繁専務理事ら、総勢約130名が一堂に会し、40年の節目を祝った。
(写真=総勢130名が一堂に会し祝う)

妹尾・岡山理事長が新支部長へ

地区の仕事量など報告聴取

全構協・中国支部会

 全国鉄構工業協会の中国支部(支部長=井上博司・日伸建鉄社長)は5月31日、岡山駅東のサン・ピーチ岡山で、全構協の光村哲也副会長(ミツヤ工業社長)出席のもと定例会を開き、任期満了に伴う役員改選で新支部長に妹尾和人・岡山県鉄構組合理事長を決めた。正式就任は全構協総会後となる。
(写真=各県の状況を報告)

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