鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年10月22日号 NO.1584

●新日鉄住金など/釜石市に災害復興公営住宅を建設
●川田工業/人型ロボット『NEXTAGE』が大賞
●全国7会場で「鉄骨管理技術者」試験/沖縄で初開催
●橋建協が技術発表・講演会/「快適環境」がテーマ
●エンドタブ協会/大和ハウス東北と共催で施工講習会
●JSCA東北/「地震被害調査報告書」を発刊
●全構協・中国支部/国交省中国整備局と意見交換
●京都南部豪雨被害の実態/ミタ工業など甚大な被害
●福井県建設鉄工組合/9、10月で5つの事業を展開
●関東版
●九州版

震災被害状況をつぶさに視察

新潟県鉄骨工業組合新潟支部

仙台市~南三陸町などを訪問

 新潟県鉄骨工業組合新潟支部(支部長=渡邊孝夫・渡辺鉄工専務)は12~13の両日、東日本大震災被災地の視察研修を行った。視察研修には組合員、賛助会員など19名が参加。一行は、宮城県仙台市の日鐵住金建材仙台製造所見学をはじめ、津波被害を受けた東松島市、石巻市、南三陸町を視察した。
(写真=パネル式防潮堤「マリンバリア」の前で記念撮影)

釜石市/新日鉄住金・新日鉄興和不動産

災害復興公営住宅を釜石市に建設

「NSスーパーフレーム工法TM」採用

 新日鉄住金および新日鉄興和不動産は10日、東京・日本橋茅場町の鉄鋼会館で記者会見し、岩手県釜石市(野田武則市長)と協議を進めていた災害復興公営住宅などの整備計画で覚書を締結し、同日、建築工事に着手したと発表した。建設地は新日鉄住金が所有する釜石市上中島町の敷地2カ所に、新日鉄興和不動産が災害復興公営住宅210戸を3期に分けて整備する。
(写真=新日鉄住金と新日鉄興和不動産の会見)

全国7会場で鉄骨管理技術者試験

1級633名、2級291名

沖縄会場で初開催、35名受験

 全国鐵構工業協会と鉄骨建設業協会の共同実施による「鉄骨製作管理技術者」の平成24年度試験が13日、全国7会場で一斉に行われた。受験者数は1級633名、2級291名の合計924名。前年度実績比で1級35名増、2級26名減となった。今回、初めて沖縄でも開催され、1級23名、2級12名の計35名が受験した。
(写真=東京会場)

今年度は「快適環境」がテーマ

橋建協が技術発表会・講演会

阿波しらさぎ大橋などを紹介

 日本橋梁建設協会(昼間祐治会長)は12日、東京・銀座の銀座ブロッサムで橋梁技術発表会・講演会(東京地区)を開いた。今年度のテーマは「快適環境をつなぐ鋼橋」で、発表では「徳島東環状線・阿波しらさぎ大橋の工事報告」「鋼橋の耐久性向上に関する取組み」「トルコ共和国耐震補強工事報告」の3件について担当委員会が最新の情報を盛り込んで説明した。会員をはじめゼネコン、コンサルタント、官公庁などから約350名が出席した。
(写真=会場には約350名が出席)

注目される「市況懇話会」

9、10月で5つの事業を展開く

福井県建設鉄工協同組合

 福井県建設鉄工協同組合(理事長=木下好正・木下工業社長)は9月後半から10月前半にかけ5つの事業を実施するなど、活発な活動を展開している。なかでも「市況懇話会」は、組合活動の意義にふれる活動の一つとして注目される。また、青年部会の鉄骨造のPR活動も好評を得ている。
(写真=好評だった管理技術者の事前講習会)

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