鋼構造ジャーナル記事詳細

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2016年8月22日号 NO.1784

●現場溶接業界の現状と実態/技能者不足の再燃必至
●IBCA(兵庫)/鋼構造分野のベトナム人を育成
●渥美鐵工所(静岡)/ファイバレーザ加工機を導入
●新理事長/滋賀県鐵構工業組合・土沢健一氏
●大手ファブトップ③/駒井ハルテック・田中進社長
●全鉄評/16年度前期適合・209工場を公表
●特集/福井県建設鉄工協同組合・設立50周年
●関東版
●近畿版
●【シャーリング工場ルポ】/岩上鋼材(東京)
●特別寄稿・会社創立60周年に寄せて/秋山孝広

現場溶接業界の現状と実態

技能者不足問題の"再燃"は必至

受注時の契約形態の見直しに着手も

 ここ数年、建築鉄骨業界のなかでも、深刻な人手不足に陥っている現場溶接業者――。都心部の東京五輪・パラリンピック施設や大型再開発ラッシュを控え、大きな懸念材料となっていたが、工事の期ずれの常態化で「かろうじて人手を確保できている」(現場溶接業者)状況にある。ただ、現状でも"綱渡り"の状況に変化はなく、遅れていた案件の本格化で再度、人材不足問題が再燃するのは必至とみられる。労務単価および外注単価の上伸、法定福利費など現場溶接業者の抱える問題を含め、その実態をまとめた。
(写真=技能者不足問題の再燃は必至に)

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鋼構造分野のベトナム人を育成

溶接専門の教育施設を開設

I B C A (兵庫)

 兵庫県に本部を置く日本国広域のベトナム人技能実習生受入監理団体、国際ビジネスコンサルティング事業協同組合(三谷展優・代表理事、略称=IBCA)はこのほど、鋼構造分野に事業を拡大、提携するベトナムの送り出し機関のCC47(ベトナムのゼネコン)に今年7月から溶接専門の教育施設を新設し、実務教育を始めている。
(写真=CC47に新設した教育施設)

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渥美鐵工所(静岡)

ファイバレーザ加工機を導入

切板の内製率を引き上げ

 静岡県のHグレードファブ、渥美鐵工所(本社・浜松市南区、渥美聡一郎社長)は、切板の内製比率の引き上げを目的として、今年4月にファイバレーザ加工機を導入した。

 同社は1909年創業、29年設立の大手老舗ファブ。コラムHを中心とする建築鉄骨加工のほか、コンベアラインなど設備機器、諸機械の製作・据え付け事業を展開する。建築鉄骨分野では近年、生産工程の自動化を推進しており、溶接工程ではコア用溶接ロボットと天吊り型溶接ロボット各1基、柱大組立て溶接ロボット2基を活用し、月間500㌧の鉄骨加工を手がけている。
(写真=導入したファイバレーザ加工機)

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シャーリング工場ルポ

業界トップクラスの切断能力

岩上鋼材(東京)

新規分野開拓し、高付加価値追求

 建材シャー大手の岩上鋼材(本社=東京都江東区、岩上茂社長)は、建築鉄骨・橋梁土木・産業機械向けの溶断加工をメーンにスプライスプレートの製造販売、一般鋼材販売を手がけ、切板製品の孔あけ・開先・ショットブラストなどの二次加工にも幅広く対応する。群馬と長野に主力の加工拠点を有し、月間切断能力は両拠点併せて5000㌧と厚板溶断業界トップクラスの実力を誇る。
(写真=群馬と長野の2拠点合わせて月間5000㌧の切断能力を持つ)

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