鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年1月7日号 NO.1595

●鋼製橋梁業界13年度の展望/需要量は26万トン前後か
●鉄塔需要12年度4.6万トン/13年度は4万トン割れも
●11月の鉄骨需要は約38万トン/国交省建築着工統計
●13年課題と方針を聞く/松井敏夫、橋本 伸一郎、横山 丈夫、護 雅典、越田 和憲、田中 淳夫、松村 康人、逸見 俊一、髙木 建、松崎 博彦、犬伏 昭、河原 純、三好 榮二、箕村 理、天雲 博樹、林 喜裕
●《巳年》年男登場Ⅱ
●新春特集/自分を知る道標・「出会い」と「感銘」

12年度鋼橋発注量は横ばい

予防保全の事業構築が加速化

多角化する市場で岐路に

11年度に6年ぶりに25万トン台まで落ち込んだ道路橋の発注量は、12年度は昨年度と同様の25万トン程度に落ち着く見込みだ。日本橋梁建設協会(橋建協)による上期受注状況は昨年とほぼ横ばいという。
(写真=福岡市の博多湾に架かる「海の中道大橋」(3径間連続鋼床版バランスドアーチ橋)。写真提供:川田工業)

鋼製橋梁業界の新年展望

12年度の鋼橋需要は全体で26万トン

存続を賭けた「選択と集中」が加速

 鋼橋事業は、12年度上期の発注量が少なかったが、下期に入ってからは順調に出件し、鋼橋全体では前年度並みの26万トン前後の発注量になる見込み。受注環境は相変わらず、発注物件1件あたりの大型化が続いており、受注が特定業者数社に偏重する傾向が続いている。大量のストックから注目されてきた保全事業は、笹子トンネル事故でその重要性が再認識され、急速に市場が形成されるであろう。

溶融亜鉛めっき優良技術者6名認定

認定証と認定カードを授与

日本溶融亜鉛鍍金協会

 日本溶融亜鉛鍍金協会(理事長=横山丈夫・大和ガルバー社長)は、溶融亜鉛めっき優良技術者認定試験の合格者の認定書授与式を行った。
 12月18日の授与式には合格者を代表して、デンロコーポレーション東北ガルバセンター生産管理課の木村崇義課長が出席し、田中委員長から認定書と認定カードを授与された。
(写真=認定証を授与する田中委員長)

大阪市「光のルネサンス」

大芸大G出展作品を製作

サイコー金属工業所(大阪)

 大阪府のMグレードファブ、サイコー金属工業所(富田林市南大伴町3-252-7、西光八十社長)はこのほど、大阪市のイベント「光のルネサンス2012」に参加する大阪芸術大学グループの作品「街を『アルキ・メデス』」のメーンの一つとなる蓄音器オブジェを製作した。
(写真=製作に1ヵ月を費やす)

共積事業へ積極参加を決定

全構協・北陸支部会

学校S造化調査をPRに活用

 全構協北陸支部(支部長=木下好正・木下工業社長)は12月22日、金沢市の都ホテルで全構協から米森昭夫会長、玉木信介副会長、村山功・運営委員長、中村泰男・運営副委員長、林敏彦部長を迎えて役員会を開き、これまで消極的だった共同積算事業に今後は積極的に協力していくことを決めた。また、学校S造化への取り組みを評価、実績アンケートの結果をPRに活用することにし、再度、3月末までに支部独自でアンケート調査を実施することにした。そのほか、全構協へ2013年度事業に対する意見・要望(6項目)を説明した。
(写真=全構協へ意見・要望を説明)

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