鋼構造ジャーナル記事詳細

20130204

2013年2月4日号 NO.1599

●12暦年の建築鉄骨需要/前年比8%増の460万トン
●12月の鉄骨需要は約41万トン/国交省建築着工統計
●鉄骨建設業協会/社会保険未加入対策の説明会
●横河ブリッジG/ガセットダンパーなど公開実験
●NSハイパーツ/短工期・安全が復興住宅で注目
●JSCA/金箱会長「次の大地震へカウントダウン」
●コラム「性能規定化」の課題/建築規制の未来は
●大阪鉄構組合北大阪支部/エンドタブ講習会に49名
●関東版
●中部版
●静岡県鉄構組合/社会保険未加入問題対策セミナー

「適正価格の実現を目指そう」

全国の鉄構組合が賀詞交歓会

市況動向に大きな関心集まる

 昨夏以降からの需要増加を受け、全国的に鉄骨ファブの工場稼働率が上昇機運にあり、「今夏までの量的確保」とする主要ファブは多い。政権交代や円安・株高、大型補正予算などで国内景気に回復の兆しが見え始め、ファブ業界にとってはまさに〝追い風〟の状況にある。最大の課題となっている受注価格値戻しに関し、「絶好の機会。今年こそ、適正価格の実現を目指そう」の固い誓いのもと、全国各鉄構組合の賀詞交歓会が1月8日の愛知県鉄構工業協同組合(石原義幸理事長)と佐賀県鉄構工業会(理事長=竹谷義実・奉仕機材社長)を皮切りにスタートした。
(写真=鉄構組合の新年賀詞交歓会・群馬県鉄構業協同組合)

12暦年の建築鉄骨需要量

前年比7.8%増の約460万トン

今後も緩やかな回復基調が継続

 国土交通省の建築着工統計をベースとした昨年12月の鉄骨推定需要量は41.1万トンで推移。この結果、12暦年鉄骨需要は累計で約459.5万トンとなり、前年同期(約426.1万トン)と比較して約7.8%増の需要水準となった。世界的な金融危機などで記録的な落ち込みをみせた09暦年実績(約410.7万トン)から4年連続で400万トン近辺の低位需要が続いたが、460万トン水準まで戻し、緩やかながらも回復基調が続いていることになる。

鉄建協 社会保険未加入対策の説明会

法定福利費明示の見積書の本格運用開始

 鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)は1月22日、都内千代田区のエッサム神田ホールで社会保険未加入対策に関する説明会を開いた。昨秋策定した「社会保険加入促進計画」および法定福利費を内訳として明示した「標準見積書」の内容を会員企業に周知することを目的としたもので、この説明会をもって同見積書の本格運用を会員各社でスタートさせる。
(写真=スタートに向け会員12社が参加)

ガセットダンパーなど公開実験

橋梁の耐震製品も紹介

横河ブリッジグループ

 横河ブリッジグループ(横河ブリッジ、横河住金ブリッジ、横河ブリッジホールディングス)は1月25日、千葉市の横河ブリッジホールディングス総合研究所で、耐震製品についての公開実験を行った。実験では大型試験装置を使用してガセットダンパーとねじりリンクダンパーの載荷実験を行い、製品の性能を確認した。
(写真=製品説明を受ける参加者)

NSハイパーツ

短工期・安心安全のスチールハウス

復興住宅として注目を集める

 震災から間もなく2年。ところが、復興住宅の着工は全体で計画の5%と遅れが深刻。「適地が見つからない」「適地が見つかっても仮設住宅で占められている」「地権者の特定に時間がかかる」とさまざまな障害があるからだ。このままだと、いざ適地が見つかったときは、スピード工事が要求される。そのなかで薄板軽量形鋼造のスチールハウスが注目されている。人手や資材不足、建設費の高騰を受けて入札不調が相次ぐなか、スチールハウスは工期が短いという最大の強みのうえに、職人不足の影響が比較的少なく、性能上の安心感もある。
(写真=釜石の復興住宅の建設現場)

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