鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年2月11日号 NO.1600

●CIW検査業協会/「不正検査撲滅運動」の展開
●S造は28県で増加/国交省・都道府県別着工統計
●13年度建設投資は大幅増の47兆円台/建設経済研
●インタビュー/CIW検査業協会・井川敏之専務理事
●新理事長/埼玉県鉄構業協同組合・華岡勝平氏
●阪和東京・東北安全協議会/担当工事の災害撲滅へ
●新日鉄住金/店売り・物件向け厚板価格を値上げ
●建築用ターンバックル協/取り付けBT問題に進展
●近畿版
●中国版
●普代産業郡山支店/孔あけ・切断複合機を増設

グレード問わずフル操業に

全構協・関東支部運営委員会

価格改善の環境徐々に整う

 全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会(委員長=鈴木貴久・那須ストラクチャー工業社長)は1日、東京都中央区の東構協会議室で今年最初の会合を開いた。各県の工場稼働率はグレードを問わず平均100%とフル操業状態にあり、地場案件の具体的始動や見積もり依頼件数の動向などから「先行きは明るく、課題となっている価格改善が進展する年になる」と期待する声が相次いだ。
(写真=見積もり依頼や耐震補強工事が増加しつつあると各県から報告。タイミングや選別受注での価格適正化を呼びかけた)

CIW検査業協会

「不正検査撲滅運動」の展開

不正検査はファブとのなれ合いも一因

 CIW検査業協会(会長=逸見俊一・検査サービス社長)は先月29日付で、会員に対して「不正検査撲滅運動の展開について」との文書を発信、会員の協力を要請した。

阪和東京・東北安全協議会

恒例の年頭安全大会開く

担当工事での災害撲滅へ

 阪和興業東京本社・東北支店の協力ファブなどで組織する阪和興業東京・東北安全協議会(会長=本田恒・阪和興業鉄構営業部部長)は1日、都内中央区で恒例の年頭安全大会を行った。会員企業49社から51名が参加し、担当工事での災害撲滅を誓い合った。
(写真=49社から51名が参加、新年に決意を込める)

新日鉄住金

店売り・物件向け厚板値上げ

原燃料コスト上昇に対応

 新日鉄住金は、店売り向け厚板価格を2月契約(3月出荷分)からトン当たり3000円値上げすることを決めた。すでに需要家や流通各社に申し入れを開始している。また、鉄骨などの建築プロジェクト向け厚板についても2月以降に契約する新規案件(3~4月出荷分に相当)から従来比15%以上、トン当たり1万~1万5000円値上げする意向で、ファブへの申し入れを開始した。
(写真=値上げ表明を機に価格体系の再構築を目指す)

新年研修会で全体会議開く

JSCA茨城「技術講習」を評価

茨城県鉄構工業協同組合

 茨城県鉄構工業協同組合(理事長=奥津典一・オーバル・テック会長)は2日、茨城県土浦市の「マロウド筑波」で組合員をはじめ、賛助会員、関連団体、行政関係者など約50名を集め新年研修会を開催した。研修会では、組合事業をテーマにした全体会議が行われた。
(写真=これまでの事業や活動を紹介)

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