鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年2月25日号 NO.1602

●日本橋梁建設協会/「海外事業展開セミナー」開催
●H形鋼は6万9千円/物調の2月資材価格調査
●東京製鉄・3月契約/2カ月連続で全品種値上げ
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●中国鉄鋼事情/鉄骨造駅舎を各地に建設か
●寄稿/愛知・石原義幸氏「ラオス、ベトナム」訪問
●四国版
●九州版
●新日鉄住金/店売りH形鋼3月契約で大幅値上げへ
●新潟県鉄骨工組/優秀技術・技能者表彰を実施へ
●全青会が東京で理事会/全国大会の運営で最終調整

需要の増加傾向は今後も継続

単価は採算水準まであと一歩

コスト上昇の転嫁で正念場に

 本紙調査による12暦年の用途別鉄骨需要は、店舗が前年比19.3%増、倉庫が同17.9%増、工場が同13.8%増と、いずれも堅調な伸びを示し、かつ物件の大型化で「今夏まで繁忙期が継続」(Hグレード)とその実態を反映した状況で推移。さらに全国11地区別の対比では、直近の第3四半期(昨年10~12月)で北海道と四国の2地区以外は前年を上回り、とくに東北、中部、北陸、九州の4地区は120%以上の増となった。震災復旧や新幹線整備事業などの需要が押し上げているものと推測される。

「海外事業展開戦略セミナー」開催

海外工事事例4例などを紹介

日本橋梁建設協会

 日本橋梁建設協会(会長=昼間祐治・IHI顧問)の海外事業展開特別委員会(委員長=北垣一郎・駒井ハルテック会長)は19日、東京港区・西新橋の協会会議室で、第1回「海外事業展開戦略セミナー」を開催し、海外工事や現地法人設立事例など4例を実務担当者が概要とその課題などを説明した。当日は協会役員や会員関係者など約70名が出席した。
(写真=会場には70名が出席)

都心大型2物件で起工式挙行

合計で5万トン超の鉄骨使用量

 ここにきて、都心の大型再開発プロジェクトが相次いで計画発表され、年度明け以降の本格稼働が期待されているが、20日に千代田区紀尾井町の「(仮称)紀尾井町計画」と同大手町の「(仮称)大手町1―1計画A棟」が起工式を挙行、今後、工事が本格化することになった。
(写真=大手町1―1計画A棟(完成パース))

静岡でSFユーザー会開く

Q & Aで「REAL 4」学ぶ

ドッドウエルとデータロジック

 ドッドウエル ビー・エム・エス静岡支店は14日、静岡市駿河区の静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」でユーザー約15名を集め、機能を大幅に高めた次世代鉄骨専用CAD「REAL 4」のSFユーザー会を開催した。
(写真=開発テーマを講演し、REAL4を実演)

優秀技術・技能者表彰を実施へ

加藤哲夫・東構協事務局長が講演

新潟県鉄骨工組が理事会・講演会

 新潟県鉄骨工業組合(理事長=並川栄三・藤木鉄工社長)は15日、新潟県長岡市のホテルニューオータニで、第6回理事会と講演会を開催した。
 理事会で並川理事長は「年が明けてもグレードに関係なく全体的に稼働率が高く、山積みも3カ月から6カ月まで確保しているH、Mグレードがある。価格はM、Rグレードが値戻ししつつあるが、Hグレードは厳しい。この状況下、値戻しの絶好の機会といえ、改善策を検討していきたい」と述べた。
(写真左=加藤事務局長、写真右=講演会のもよう)

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