鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年3月18日号 NO.1605

●全構協・近畿支部/鉄骨商社と「鉄構交流会」開く
●インタビュー/日鉄住金ボルテン・河原純社長に聞く
●人と話題/新日鐵住金常務大阪支社長・奥田真弥氏
●新社長/パナソニック溶接システム/高橋学氏
●西澤製作所(長野)/あさまソーラーエコパーク開設
●岩手県溶接協会/溶接技術選抜大会に31名が参加
●非破壊検査協会・関西/第5回UT実力確認大会
●関東版
●中部版
●H形鋼孔間測定治具「測定くん」/山梨ファブ開発
●新潟鉄骨組合・新春講演会/「力学的性能と溶接」

都内の大型物件が本格始動

今夏以降の工場稼働は高水準

「価格是正」の材料出そろう

 東京都内の大型物件は、紀尾井町計画や大手町1―1計画A棟が2月に起工式を挙行したばかりだが、豊洲の中央卸売市場のほか、東京駅や六本木、銀座、日本橋周辺などでも工事が本格稼働をみせ、今後も渋谷駅再開発や世界貿易センタービル建替えなどの工事を控えていることから、「高層案件はこの1、2年で相当量の需要が見込まれる」(Sグレード)と大きな期待を寄せる。足元、Sファブ各社の工場稼働率は若干低いものの、そうした動きを受け、今夏以降は高水準で推移するというのが関係者の一致した見方だ。
(写真=今後の需要増大が期待される大型プロジェクト(都内で))

全構協・近畿支部

鉄骨商社と「鉄構交流会」開く

 全国鐵構工業協会の近畿支部(支部長=緒方義則・緒方鉄工所社長)と同支部経営近代化委員会(委員長=籠谷昇・籠谷鉄工所社長)は8日、大阪・福島駅前のホテル阪神で、鉄骨営業を展開する商社との懇談会「近畿鉄構交流会」を開き、数年来の業界懸案事項だった赤字受注の解消に向け、意識を共有するとともに、依然散見される市況阻害要因への対策を講じあった。
(写真=健全な環境整備へ意見出し合う)

「第5回UT実力確認大会」

多様な欠陥の探傷に挑戦

非破壊検査協会・関西支部

 日本非破壊検査協会関西支部(支部長=小堀修身・大阪工業大学名誉教授)は電子科学研究所と日本非破壊検査工業会関西支部の協賛のもと、1日、大阪市中央区北久宝寺の非破壊検査ビルで、第5回UT実力確認講座「UTまかせとき大会」を開催した。
(写真=各社の熟練技術者が参加)

H形鋼孔間測定治具「測定くん」

今月から本格販売を開始

山梨のファブ2社が開発

 山梨県の鉄骨ファブが、1人で簡単にH形鋼の孔間(芯~芯)の測定ができる治具「測定くん」をこのほど開発し、今月から本格的に販売を開始した。
(写真=「測定くん」使用のようす)

労働安全・技術講習会を開催

神奈川県鉄構協

組合員ら約20名が参集

 神奈川県鉄構業協同組合(理事長=岸部直喜・岸本建設工業社長)は5日、横浜市内のかながわ労働プラザで労働安全・技術講習会を開催し、組合員企業から約20名が参集した。当日は2部構成で、労働災害発生のメカニズムと防止対策に関する講習や、最新の塗料事情をテーマとする技術講習が行われた。

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