鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年6月10日号 NO.1617

●12年度鋼道路橋は25万2000トン/橋建協が調査
●4月の鉄骨需要は約45.5万トン/国交省建築着工統計
●鉄建協・一般社団法人後初の総会/川田会長が留任
●全構協が理事会を開催/近畿支部提案はWGで検討
●鉄構業界団体総会ニュース
●被災地の今/キムラ鉄工所(宮城)「喪失感大きい」
●ムラヤマ(山形)/25度レ形開先で工事実績重ねる
●関東版
●中部版
●新鉄構企業訪問/近江鉄工㈱(福井県)
●京都府鉄構組合/盛大に組合創立40周年記念式典

水性さび止め塗料の塗装試験を実施

ムラヤマ(山形)

寒冷地での塗膜性能を確認へ

 山形県のHグレードファブ、ムラヤマ(村山功社長)が山形市にある本社・山形工場で水性さび止め塗料の塗装試験に協力している。同工場で試験を行う意義は、寒冷地での塗膜性能の確認にある。試験は気温が5度以下の2月4日と3月11日に実施。2月4日は湿度も90%と悪条件だった。
(写真左=暴露架台に並べられた試験体、写真右=コラムの塗装状況を確認)
 

12年度鋼道路橋受注25万2000トン

旧公社公団が対前年度比56.7%増

日本橋梁建設協会が調査

 日本橋梁建設協会(会長=藤井久司・横河ブリッジ社長)はこのほど、12年度の会員会社35社の鋼橋受注量をまとめた。それによると、12年度の鋼道路橋受注は対前年度比1.1%減の25万1972トンとなった。目立つ大型プロジェクトがないうえに、震災復興需要の発注が今年度末にずれ込むことなどから、5年連続の30万トン割れとなった。

近畿支部提案はWGで検討

全構協が理事会を開催

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は5月17日に東京都中央区の鉄鋼会館で平成25年度第2回理事会を開催した。議題は平成24年度決算案承認、正会員会費額承認、支部共済推進会議開催承認、年末年始無災害運動等のポスター配布、法定福利費を明示した統一標準見積書、近畿支部からの提案など。また、建専連主催地方整備局との意見交換会テーマ、平成25年度永年勤続表彰対象者などを報告した。
(写真=年末年始ポスターの配布を決定)

業務電子化など合理化をさらに推進

AW協議会・東日本が総会

30周年記念誌の作成準備へ

 AW検定協議会・東日本(代表=護雅典・竹中工務店技術部技術部長付)は5月30日、東京都江東区の「ティアラこうとう」で第28次通常総会を開催した。総会では第27次検定結果のほか、第28次AW検定運用規定・試験基準および判定基準、同実施、委員会報告・スケジュールなどが説明された。
(写真=委員会などもペーパーレスで活動へ)

盛大に組合創立40周年式典挙行

京都鉄構組合 社会に必要な業界基盤の構築へ

 京都府鉄構工業協同組合(理事長=伊藤佳治・ナガオカ社長)は5月28日、京都御所西側の京都ブライトンホテルで、組合設立40周年式典を挙行した。会場には直前に通常総会を終えた組合員に加え、来賓として米森昭夫・全構協会長や、創立以来深い関係を構築してきた京大関係者および門下生諸氏、地元政治家、共済関連の賛助会員らが一堂に会し40年の節目を祝った。
(写真=社会から必要とされる業界整備を誓い合う)

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