鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年9月9日号 NO.1630

●岩手県山田町の復興住宅/榊鉄工所(宮古市)が受注
●7月の鉄骨需要は約48万トン/国交省建築着工統計
●新社長/IHIインフラシステム・井上明氏
●大手ファブトップ⑧/高田機工・寳角正明社長
●大手ファブトップ⑨/日立造船・坂井正裕常務
●人と話題/タケダ機械の社長に就任・竹田雄一氏
●鉄構ファブの改善事例⑩/福井県・平田鉄工所
●近畿版
●中国版
●全構協青年部会・第22回東北サミット/山形市に51名
●宮崎県鉄構工業会/県土整備部と意見交換会

岩手県山田町の災害復興住宅

榊鉄工所(宮古市)が受注

地元はS造化促進を強力推進

 岩手県下では災害復興公営住宅の建築工事が鋭意取り組まれているが、山田町豊間根地区新築工事は地元ゼネコンの菱和建設(本社・盛岡市)が落札。鉄骨製作を地元大手ファブの榊鉄工所(宮古市、榊正志社長、Hグレード)が受注を決めた。災害復興住宅の地元ファブの受注は今回が初めてとなる。同工事の概要はS造、3階建て、面積2912平方メートルの復興住宅2棟を下閉伊郡山田町豊間根地内に建設するもので、鉄骨使用量は計518トン。設計は高橋建築設計(花巻市)が担当。
(写真=釜石市復興住宅Ⅰ期の外観)

神奈川溶接コンクール表彰式

1、2部合わせ35名を表彰

 神奈川県と神奈川県溶接協会の共催で今年6月に開催された平成25年度(第56回)神奈川県溶接技術コンクールの表彰式が3日、川崎市の日本溶接技術センターで挙行された。被覆アーク溶接の第1部、第2部、炭酸ガスアーク溶接の第1部、第2部でそれぞれ優秀な成績を収めた35名に賞状、カップなどが贈られた。このうち被覆アーク溶接第1部で優勝した森康久氏(IHI横浜第一工場)と2位の川口一馬氏(三菱重工業横浜製作所)、炭酸ガスアーク溶接第1部優勝の古賀旭氏(東芝浜川崎工場)と2位の梅津茂雄氏(東芝京浜事業所)の計4名が、10月に愛知県で開催される全国大会に県代表として出場する。
(写真=入賞者の記念撮影)

13年度日本建築学会大会(北海道)

高強度鋼材をテーマとした論文発表目立つ

鋼構造テーマのPDも活発に

 13年度日本建築学会大会(北海道)が8月30日から3日間、札幌市北区の北海道大学で開かれた。今年のテーマは創(つくる)。会期中、特別講演「建築の可能性」や奥尻島津波災害、東日本大震災などをテーマとした記念行事が行われ、多くの市民らが講演を聴講した。研究協議会・研究懇談会・パネルディスカッション(PD)は計39題行われ、構造関係PD「建築構造用鋼材特性の現況とその活用」は、鋼構造の専門家、学生らが多数つめかけた。
(写真=総合研究協議会「東日本大震災から2.5年」)

全構協青年部会・第22回東北サミット

山形市で51名が参加して開催

仕事量増加に横のつながり確認

 全国鐵構工業協会の青年部会東北ブロック(会長=舩山一史・船山工業統括部長)は先月31日、山形県山形市の「山形国際ホテル」で第22回となる「東北サミット山形大会」を開催した。参加人数は51名。
(写真=参加者全員で記念撮影)

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