鋼構造ジャーナル記事詳細

2017年5月29日号 NO.1824

●北榮興業と玉造(北海道)見学/愛知・富山両組合青年部
●全構協/業界名称独立をグループで検討へ
●H形鋼は横ばいの7万3000円/物調5月調査
●溶融亜鉛めっき協会/技術者認定講習会を開催
●鉄構業界団体総会ニュース
●高喜鉄工(新潟)/柱大組立ロボ導入で生産性大幅向上
●経常利益6社増、4社減/上場大手ファブ16年度決算
●東京屈指の繁華街「銀座」/工事が進む7物件を紹介
●関東版
●近畿版
●4カ月連続で全品種据え置き/東京製鉄6月契約

北海道の北榮興業と玉造を見学

愛知・富山両鉄構組合青年部会

工場の作業環境、自動化など学ぶ

 愛知県鉄構工業協同組合の青年部会(会長=長谷川勝義・長国鉄工所)と富山県鉄構工業協同組合の青年部会(会長=武隈渉・武隈鉄工取締役は19日、研修行事の一環で北海道のHグレードファブ、北榮興業・恵庭工場(恵庭市北柏木町、髙田泰久社長)とシャーリングメーカーの玉造・恵庭工場(同市柏陽町、西村孝治社長)の2社を訪問し、工場を見学した。
(写真=最新鋭の柱大組溶接ロボなどを見学(北榮興業))
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溶融亜鉛めっき高力ボルト技術協会

東京で第64回技術者認定講習会

150名受講、106名が合格

 溶融亜鉛めっき高力ボルト技術協会・施工技術者等資格認定委員会(委員長=橋本篤秀・千葉工業大学名誉教授)は20日、溶融亜鉛めっき高力ボルト接合施工技術者等資格認定規定に基づく「第64回施工技術者資格認定講習会」を東京・港区の建築会館ホールで開催、建築鉄骨や通信鉄塔の施工技術者ら150名が受講した。
(写真=施工技術者ら150名が受講)
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高難度特殊物件2件を製作

技術力の高さを証明

兼鉃工業(大阪)

 大阪府のMグレードファブ、兼鉃工業(堺市西区草部496 1、兼本書秀社長)は、螺旋曲げアンテナ用パイプ架台と変則曲げドーム型屋根という特殊技術を必要とした高難易度物件を2件製作し、このほど問題なく納品した。
 今回、製作した物件は官公庁物件で点検タラップの付いたアンテナ架台(完成品=写真)。丸パイプを螺旋曲げして組んだもので、全面めっき仕様。高さはアンテナも含めて15㍍、直径900㍉。重量は約3㌧。モニュメントのような意匠デザインとなっている。
(写真=完成したアンテナ架台)
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東京製鉄 6月契約

4カ月連続で全品種据え置き

鋼材市況の停滞などを踏まえて

 東京製鉄は22日、6月契約の店売り向け販売価格を全品種で据え置くと発表した。販価据え置きは4カ月連続。国内鋼材市場は荷動きが依然盛り上がりを欠き、市中価格の足踏み状態が続いている。物件の引き合い状況などから来月以降の市況好転に期待を寄せるものの、足元の需給と市況の動向を踏まえて今月も販価を据え置いた。

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