鋼構造ジャーナル記事詳細

2017年11月27日号 NO.1850

●最先端技術をテーマに鋼構造シンポ開催/JSSC
●博多で理事会を開催/全国鐵構工業協会
●熊谷工場・新2号棟が完成/日本ファブテック
●レーザ切断機を新規導入/玉造釧路工場(北海道)
●連載⑤・鉄骨技術フォーラム/ピン接合のガセットプレート
●論壇・品質保証上の検査の不祥事に思う/三浦邦敏氏
●特集/建築用鋼材の現状
●障がい者の就労を支援/白石設計(愛媛)
●関東版
●中部版
●12月から建築商品を追加値上げ/日鉄住金建材

日本鋼構造協会

「最先端の鋼構造技術」を

テーマに鋼構造シンポジウム開く

 日本鋼構造協会(会長=藤野陽三・横浜国立大学上席特別教授、略称・JSSC)は16、17の両日、東京都江東区の東京ファッションタウンビルで『鋼構造シンポジウム2017』を開催した。今回のシンポジウムは『最先端の鋼構造技術で明日を拓く』をテーマに開かれ、協会会員のほか、学識経験者、ゼネコンや設計事務所などの関係者ら延べ約900名が来場。会場では業績表彰受賞式典や受賞記念講演、鋼構造研究助成選考結果発表、アカデミーセッション、ポスター展示など多彩な行事が行われた。
(写真=業績表彰受賞者(前列左は藤野会長))
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全構協が博多で理事会を開催

青年部会ブロック長らとの意見交換会の実施など報告

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は15日、福岡市博多区のホテルセントラーザ博多で理事会を開催し、青年部会ブロック長らとの意見交換会の実施報告を行った。
 同意見交換会は11月7日に開催されたもので、当日は全構協、全国鐵構工業青年部連合会の執行部、そして全国9ブロック長が参集し、①全青会の事業内容(機能など)②青年部会の組織・体制③青年部会としての今後の活動方針・目標――などについて活発に意見を交わした。
(写真=理事会のもよう)
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日本ファブテック

熊谷工場・新2号棟が完成

鉄骨生産能力30〜40%向上

 日本ファブテック(本社・茨城県取手市、坂本眞社長)が進めてきた熊谷工場(埼玉県熊谷市、Sグレード)新2号棟の増築工事がこのほど完了。15日の竣工式を経て、今月下旬から本格稼働を開始した。これにより同工場の鉄骨生産能力は従来比30〜40%引き上げられ、月産1400〜1600㌧体制となった。
(写真=新2号棟はスパン29㍍×全長124㍍、主に柱材を製作する)
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白石設計(愛媛)

障がい者の就労を支援

全国の鉄骨工作図作成を受注して20年

 全国の大手ファブや商社、ゼネコンなどから大型プロジェクトの建築鉄骨の工作図作成を請け負う白石設計(本社・愛媛県新居浜市西町☎0897・36・0665、白石光廣社長)は、今年、創業20年目を迎えた。同社は主構造および付属品の作図一式から個別の作図対応までを手がける専門技術集団だ。それを支える同社グループの障がい者就労支援企業、NPO法人サスケ工房が今、注目を集めている。
(写真=専門スタッフがCADを指導)
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