鋼構造ジャーナル記事詳細

2018年9月24日号 NO.1893

●協力業者ら約250人参集/小野建が安全大会開催
●「ZSK鐵人フォーラム」を開催/全国厚板シヤリング工組
●ものづくり学校祭2018/竹原鉄工所と阿部鋼材が出展
●新代表理事/大城克哉氏(沖縄県鉄構工業会)
●寄稿/「台湾の鉄骨事情と921地震遺構視察」・加藤哲夫
●大手ファブトップ⑧/高田機工・寳角正明社長
●大手ファブトップ⑨/日本鉄塔工業・有田陽一社長
●特集/鉄骨二次部材加工
●中国版
●九州版
●カラーC・角の一次防錆塗料を切り替え/日鉄住金建材

小野建(福岡)が安全大会を開催

九州各県から協力業者ら約250人参集

無事故無災害と工事安全を誓う

 小野建(本社・福岡県北九州市小倉北区、小野建社長)は14日、福岡市の福岡サンパレスで九州地区内のファブや副資材メーカーなど協力業者ら約250人(約150社)を集め、今年度の安全大会を開いた。安全講話や講演会で、無事故無災害や労働災害の撲滅を誓った。
 開会あいさつで同社福岡支店の永島栄一郎支店長は「ゼロ災害を目指し、安全作業推進に取り組んでいるが、残念ながら災害が発生している。本日はその事例を紹介して皆様とともに安全意識を高めていきたい」と述べた。
(写真=安全意識の向上を喚起)
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『ものづくり学校祭2018』(札幌)

竹原鉄工所と阿部鋼材が出展

高校生ら延べ5000人超が参加

 札幌市が主催する『ものづくり学校祭2018』が12、13の両日、札幌市内のアクセスサッポロで開催され、道央圏の高校生など2日間で延べ5000人以上が訪れ、ものづくり体験などを楽しんだ。
 同イベントには札幌市のものづくり企業21社が出展、VRやドローンを活用した最先端技術の疑似体験コーナーも設けられていた。
 鉄構業では、鉄骨ファブの竹原鉄工所(本社・札幌市東区、竹原慎雅社長)とシャーリングの阿部鋼材(本社・同西区、阿部大祐社長)が共同でブースを構え、『ペンスタンド製作体験』を実施した。
(写真=『ペンスタンド製作体験』を楽しむ高校生)
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カラーC・角の一次防錆塗料を切り替え

「JIS K 5674」に対応

日鉄住金建材

 日鉄住金建材(本社=東京都江東区、中川智章社長)はこのほど、カラーC形鋼、カラー角パイプに使用する一次防錆塗料をすべて「JIS K 5674」(以下、K5674)認証品に切り替え、新塗料使用品の本格的な販売を開始した。JASS6改定で塗料の標準仕様が一部変更されたことに対応したもので、C形鋼、角パイプの全サイズについてK5674を使ったカラー材の生産が可能な体制を整えた。
 『建築工事標準仕様書JASS6 鉄骨工事』と関連指針の改定に伴い、屋内環境で適用可能なJIS規格製品として従来の「JIS K 5621(以下K5621とする)」1種をリストから削除、「JIS K 5674(以下K5674とする)」2種が追加された。

東京製鉄10月契約

8カ月連続全品種据え置き

製造コスト増も、値上げ見送り

 東京製鉄は18日、10月契約の店売り向け販売価格について全品種で据え置くと発表した。全面据え置きは8カ月連続。国内需要は各分野とも堅調だが、「要家に対して今までの値上げを十分に転嫁できていない市中相場の現状を考慮した」(今村清志常務)。製造コストの大幅な上昇で追加値上げは不可避としており、市況の動向などを注視しながら条件が整いしだい販価是正に踏み切る構えだ。

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