鋼構造ジャーナル記事詳細

2018年12月17日号 NO.1905

●『鉄骨技術者教育センター』設立を説明/東北鉄構工業連合会
●S造は24県で増加/10月の都道府県別着工統計
●「鉄骨管理技術者試験」の合格者を発表/全構協・鉄建協
●免震部材の構造安全性検証/JSCA会員各社も協力
●100回記念シンポジウムを開催/耐震工学研究会
●「ハイスキップ構法」で勉強会/建築構造技術研究会
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●中国版
●九州版
●H形鋼在庫18万4200㌧/新日鉄住金・ときわ会
●国内最高強度の385N/㎟を実現/JFEスチール

東北鉄構工業連合会12月期役員会

『鉄骨技術者教育センター』の設立経緯など説明

来年2月に東北地整と意見交換会開催へ

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・ムラヤマ社長)は6日、岩手県盛岡市で平成30年度12月期役員会を開催した。全国鐵構工業協会理事会・各委員会の報告を行うとともに、30年度第4四半期(1〜3月)事業計画などを協議した。また、来年2月6日に宮城県仙台市で実施予定の『国土交通省東北地方整備局建政部との意見交換会』の内容について協議を行った。
 村山会長(全構協副会長)はあいさつで、全構協など5団体が11月に設立した『鉄骨技術者教育センター』の設立経緯や概要などを説明し、「学識経験者と関連諸団体が横断的に協力し、教育等を行う初めての機関ではないか。良い組織を作ったと評価されるよう運営していく。ご理解、ご協力をお願いしたい」と述べた。
(写真=第4四半期事業計画などを協議)
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耐震工学研究会

100回記念シンポ開催

「耐震設計のこれから」テーマに

 耐震工学研究会(略称・NeNiX、代表=高山峯夫・福岡大学教授)は10日、東京都千代田区の中央大学駿河台記念館で100回記念シンポジウム「耐震設計のこれから/震災に対するレジリエンス向上のために」を開催した。基調講演とパネルディスカッション、質疑応答、懇親会が行われた。
(写真=基調講演のもよう)
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“溶接の難しさ“を体験

建築系大学生約30人が参加

「アーク溶接体験研修」を開催

 大阪大学大学院工学研究科鉄骨系構造学領域が主催し、日本鉄鋼連盟建築鋼構造研究ネットワークが助成する建築系の大学生による「アーク溶接体験研修」が8日、京都府長岡京市のポリテクセンター京都で開催され、建築系の大学生約30人がアーク溶接を体験した。
 同研修は建築系を専攻する学生が実際に溶接を体験することで鉄骨製作への理解を深めることなどを目的としており、今回で5回目の開催となる。
(写真=学生が溶接に挑戦)
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建築構造技術研究会

「ハイスキップ構法」などを

テーマに勉強会

 建築構造技術研究会(会長=松井千秋・九州大学名誉教授)は8日、福岡市内のホテルクリオート会議室で「小梁接合ガセットプレート断続隅肉溶接接合工法(ハイスキップ構法)」「RC建築物の地震による被害評価方法」などをテーマに勉強会を開催した。
 同研究会は14年前、「建築物の構造性能および構造安全性の向上にかかわる合理的かつ信頼性の高い技術について研究し、その成果の社会的普及を推進し、会員の建築構造の本質への理解を深めること」を目的に発足。会員数は現在50人で学術、設計、ファブなどが会員となっている。
(写真=「小梁接合ガセットプレート断続隅肉溶接接合工法」などをテーマに勉強会)
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