鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年1月1日号 NO.1907

●19年の鉄骨業界を展望/今年も高水準の需要が継続
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・田中進会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●19年新春インタビュー 淡野 博久、大熊 久理子、緑川 光正、田中 剛、坂本 眞、深沢 隆、中原 稔、一戸 康生、粟飯原 周二、森高 英夫、藤野 陽三、黒川 剛志、緒方 隆昌、妙中 隆之、沖 健、山口 種美、松下 眞治、岡田 直矢、小室 節夫、染矢 利幸
●《亥年》年男登場

「改定版UT規準」を解説

講習会に150人が参加

日本建築学会

 日本建築学会主催による「鋼構造建築溶接部の超音波探傷検査規準」(UT規準)改定講習会が12月18日、大阪市西区の大阪科学技術センターで開催され、150人が受講した。
 同講習会は東京、大阪の2カ所で開催されたもの。東京会場は参加者が220人を超え、1月31日に追加講習が予定されている。
 UT規準は1973年の刊行以来、鋼構造建築物溶接部の非破壊検査に広く利用されており、現行の規準は2008年に改定された。今回の主な改定内容は①最新の関連JIS規格「JIS Z 3060:2015 鋼溶接部の超音波探傷試験方法」との整合性を図った②7章「合否判定」の「7・2・1 疲労を考慮しない溶接部」に、詳細な補足「溶接欠陥位置の影響」を追加した③第4次改定版で新たに設けられた付則2「固形エンドタブを用いた梁端フランジ溶接始終端部の超音波探傷検査方法」において、一般的な探傷方法でも同付則を適用できるように、合否判定方法・基準を改めた――など。
(写真=大阪会場は150人が受講)
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新国立競技場定例ブリーフィング

鉄骨工事は約90%が完了

工事費の変更契約を締結

 日本スポーツ振興センター(大東和美理事長)は12月21日、新国立競技場整備事業に関する定例ブリーフィングを開いた。
 同センター理事で新国立競技場設置本部長の今泉柔剛氏は「16年12月に着工した工事は今月でまる2年を迎え、19年11月の完了に向けて残り1年を切った。工事は順調に進ちょくしている」とあいさつ。
 新国立競技場は現在、競技場の屋根工事は後半に入り、鉄骨については約90%が完了、揚重を伴う建方作業は2月に終わる予定で、屋根工事が完了する5月までは仕上げ工事が中心となる。

建築鋼構造ネットワーク九州・WG

一般社会に建築鉄骨を紹介

制作ビデオ試写会で意見交換

 日本鉄鋼連盟・建築鋼構造研究ネットワーク九州地区(幹事長=堺純一・福岡大学教授)の建築構造研究ネットワークワーキンググループ(グループ長=尾宮洋一・鹿島建設九州支店部長)は12月19日、福岡市内のワンス設計事務所で定例会を開催し、魅力的な建築鉄骨構造を一般社会に伝えるためのプロモーションビデオの内容について協議した。当日は会員のほか、福岡大学や九州大学の学生も特別参加した。
(写真=ビデオ試写会のようす)
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京都建築構造研究会

建築関連法規で意見交換

旧耐震建物の状況確認も

 京都建築構造研究会(代表=越野孝之・越野設計事務所代表)は12月20日、京都市下京区の企業組合しんまち会議室で第143回研究会を開き、建築関連法規や最近の情報をもとに意見交換した。
 鉄骨関連分野では、鉄骨製作工場の性能評価基準改正の概要①開先加工を施さない通しダイアフラムの板厚規定の改正②ノンダイアフラム形式柱梁接合部の厚肉パネルへの対応――の内容と各グレードの適用範囲を確認した。

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