鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年7月8日号 NO.1934

●東京五輪関連施設の整備状況を公開/JSC・東京都
●推定鉄骨需要量は約38万㌧/国交省5月着工統計
●藤野陽三会長が『記念講演』/鋼構造協会が定時社員総会
●新社長登場/中村鉄工所(新潟)・中村貴宏氏
●「第2回安全推進大会」を開催/谷村製作所(東京)
●コア・ピープル/林康雄氏・土木学会新会長
●特集/全国ビルトH工業会西日本支部創立35周年
●中国版
●九州版
●成果発表会と総会を開催/エコザック普及協議会
●ひと/奥村剛氏・長野県Mグレード部会新部会長

東京五輪関連施設の整備状況を公開

新国立競技場の進ちょく率は約90%

JSC・東京都が主催

 日本スポーツ振興センター(略称・JSC、大東和美理事長)は3日、新国立競技場整備事業に関する定例ブリーフィングと現場公開を開催した。また、当日は東京都主催のメディア向け見学ツアーを実施し、東京アクアティクスセンター、有明アリーナ、有明体操競技場、選手村など多数のメディアが参加する中、現在の東京五輪関連施設の整備状況を発表した。
(写真=新国立競技場の内部のようす(上)、東京アクアティクスセンター(下))
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AW検定協会西日本

第34次立会検定試験がスタート

受験環境整備でサポート

 AW検定協会西日本(代表=米原常夫・鹿島建設関西支店建築設計部企画管理グループ専任部長、会員71名)は今月から第34次AW検定試験をスタートさせた。今後約3カ月間、各種溶接の技量検定の本試験立ち会いを合計で約200回実施する予定だ。 大阪府のMグレードファブ、猪原鉄工(大阪府羽曳野市埴生野1095、猪原敬三社長)では2日、自社工場内で計5人が工場溶接、現場溶接の本試験を受験した。
(写真=受験者が溶接した試験体を冷却し、外観検査を実施)
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日本鋼構造協会が定時社員総会

藤野陽三会長が『記念講演』

業績賞3件、論文賞3件を発表

 日本鋼構造協会(略称・JSSC、会長=藤野陽三・横浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授)は6月26日、東京・文京区の東京ドームホテルで2019年度定時社員総会を開催した。
 総会終了後、このほど日本学士院賞を授賞した藤野会長が記念講演を行い、『振動論』などの書籍、そして多くの学術研究者との出会いなどの経緯を説明しながら、自らの研究への意欲、『憧れる人を持つ』重要性などを強調した。
(写真=藤野会長が記念講演(上)、記念講演のもよう(下))
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エコザック普及協議会

成果発表会と総会を開催

18年度施工実績は前年比2割増

 高耐食乾式接合胴縁システム「エコザック」の普及を目指すエコザック普及協議会(会長=星山守・カナヤマ代表)は6月28日、東京・渋谷区神宮前の日本建築家会館で成果発表会を開き、18年度の施工実績や、昨年9月の日本建築学会大会で行った学術講演の内容を報告した。当日は定時総会も開催し、新年度役員人事をめぐっては星山会長の留任が決まった。
 成果発表会では初めに協議会事務局から18年度施工実績が報告された。受注物件数は前年度比2件増の13件で、このうち用途別では工場建屋が3件と最も多く、次いで製品倉庫と物流施設がそれぞれ2件などとなった。施工数量は18年度が同21・4%増の合計352㌧と年を追って着実に普及が進んでいることが示され、13年度からの累計は1057㌧に達した。
(写真=星山会長(上)、18年度の活動成果を報告(下))
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