鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年10月7日号 NO.1947

●鐵建(群馬)の工場を見学/全国Mグレード部会連絡協議会
●推定鉄骨需要量は約42万4000㌧/国交省8月着工統計
●「ワク!WORK!学校祭」(札幌)/竹原鉄工所と阿部鋼材が出展
●但南建設(兵庫)が5S活動を紹介/梁友会が例会
●最新ファイバーレーザマシン導入/日鐵鋼業(広島)
●法人化50周年の節目で社名一新/イタガキ(山形)
●大手ファブトップ⑪/IHIインフラシステム・石原進社長
●大手ファブトップ⑫/日立造船・嶋宗和常務執行役員
●Hグレード工場ルポ/千代田興業(秋田)
●関東版
●近畿版

鐵建(群馬)の工場を見学

伊香保で「交流会」を開催

全国Mグレード部会連絡協議会

 全国Mグレード部会連絡協議会(会長=堀川勝・杉山建設工業専務)は9月27日、研修行事の一環として群馬県のHグレードファブ、鐵建(群馬県藤岡市、小山慎一社長)の工場を視察した。東京、千葉、神奈川、長野各県のMグレード会員約50人が参加した。
 見学会に先立ち、事務所棟の社員ホールで堀川会長があいさつを述べた後、鐵建の小山社長、小山幸江専務・総務部長らが会社の概要、企業理念や品質方針などを、さらに総務部の西山裕美課長が自社紹介用DVDを使用して工場の特徴や技術力、ワークライフバランスの推進、地域貢献などの取り組みを詳細に説明した。
 その後、一行は2班に分かれ、西山課長と真下陽子主任の案内のもと、第1、第2両工場、塗装場、ヤードなどを見て回った。
(写真=堀川会長(上)、小山社長(中)、鐵建事務所前にて(下))
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「ワク! WORK !学校祭」(札幌)

高校生ら延べ7000人超が来場

竹原鉄工所と阿部鋼材が出展

 札幌市が主催する『ワク!WORK!学校祭』が9月25、26の両日、札幌市内の「つどーむ」で開催され、2日間の会期中、札幌市および近郊の高校生ら7000人以上が訪れ、ものづくり体験などを楽しんだ。
 鉄構関連企業では鉄骨ファブリケーターの竹原鉄工所(本社・札幌市東区、竹原慎雅社長)とシャーリングの阿部鋼材(本社・同西区、阿部大祐社長) が共同出展し、『スマホスタンド・ペンスタンド製作体験』を実施した。
(写真=2日間で7000人以上の高校生が来場)
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「鋼構造研究・教育助成事業」研究発表会

建築部門では15件の成果報告

日本鉄鋼連盟

 日本鉄鋼連盟( 鉄連)は9月27日、東京都中央区の鉄鋼会館で「19年度 鋼構造研究・教育助成事業」研究発表会を開催し、18年度の公募により採択された建築部門15件、土木部門22件の助成研究報告が行われた。
 建築部門の報告会では冒頭、鉄連建築委員会の窪田伸委員長(日本製鉄建材事業部建材開発技術部長)が同委員会の主な活動の概要や、鋼構造建築の普及と発展を目的とする研究・教育助成事業の趣旨を説明。同部門では鉄連が指定する課題についての研究を対象とする研究分野指定助成(指定課題型)が3件、応募者が自由にテーマを設定する鋼構造研究支援助成(自由課題型)が12件で、このうち17年度からの継続研究が7件となった。
(写真=研究発表会のもよう)
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イタガキ(山形)

法人化50周年の節目で社名一新

板垣社長「自分で考え行動できる社員に」

 山形県のHグレードファブ、イタガキ(本社・東田川郡三川町、板垣昌之社長)は昨年創業150周年、今年法人化50周年という節目に当たり、8月に板垣鉄工所から社名を一新した。板垣社長は「鉄工所のイメージにとらわれず、新しい時代へ向けて新しい考え方を打ち出し、企業として広がりを持って、よりいっそう伸びていきたいという思いを込めた」と説明する。今後は海外とのやり取りが増えることを想定し、英名称「Itagaki Corporation」も登記した。
 同時に会社ロゴを一新。人材を大切にする意味で「人」の形と、「建て上げた鉄骨」の形、またitagakiの「i」を表している。色は無限の空へ向かって力強く伸びるイメージという青。スローガンは「安心をつくる。人を輝かせる。」とした。鉄を使って安全安心を作り、顧客の満足と社員が躍動して成長することで、社業のよりいっそうの発展を図ることを企図した。
(写真=板垣昌之社長(上)、一新した会社ロゴとスローガン(中)、イタガキのホームページのトップページ(下))
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