鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年11月25日号 NO.1954

●高力ボルトの需給状況を調査/全青会役員がメーカー視察
●H形鋼は続落の8万2千円/11月物価調査会価格調査
●手数料規程改定など承認/鉄骨技術者教育センター
●福岡で「エンドタブ講習会」/日本エンドタブ協会
●人と話題/髙田機工・髙橋裕社長
●2年連続で『県庁オープンデー』出展/埼玉県鉄構業協組
●新社長登場/小池鉄工(群馬)・小池和敏氏
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載③
●特集/建築用鋼材の現状
●北海道版
●東北版

高力ボルトの需給状況を調査

適正発注の重要性を共有

全青会4役員がメーカーを視察

 昨年から課題となっている高力ボルトの需給ひっ迫状況は、全国鐵構工業協会青年部会(略称・全青会、会長=中原稔・宏和工業社長)でも大きな関心事となっている。
 この実態を調査するため、全青会の中原会長と成澤則充副会長(ナリテツ社長)、守谷悟副会長(モリヤテクノ社長)、金原正典監事(金原工業所社長)の役員有志4人は14日、高力ボルトメーカー、日本ファスナー工業の日野工場(滋賀県蒲生郡日野町北脇日野第二工業団地)を訪問し、同社の担当者らと意見や情報を交換した。
(写真=高力ボルトの品質試験を視察)
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福岡で「エンドタブ講習会」

56人が参加、13人が下向きSA評価に

日本エンドタブ協会

 日本エンドタブ協会(松﨑博彦理事長)は16日、福岡県北九州市のポリテクセンター福岡で「エンドタブ施工講習会」を開催した。
 全国鐵構工業協会・九州支部(支部長=神崎隆一・大分県鉄構工業会理事長・神崎鉄工社長)が後援し、九州各県から管理者19人、施工者37人(うち28人が横向きも受験)の計56人が受講した。
(写真=管理者19人、施工者37人の計56人が受講)
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埼玉県鉄構業協組

2年連続で『県庁オープンデー』出展

県民にファブ業界をアピール

 埼玉県鉄構業協同組合(理事長=華岡勝平・建起工業相談役)は14日、さいたま市浦和区の埼玉県庁で行われた『県庁オープンデー』に、昨年に引き続き出展。来場した県民らにファブ業界の存在をアピールした。
 『県庁オープンデー』は11月14日の埼玉県民の日に毎年行われるイベントで、県庁を広く一般に開放するとともに、県の文化等を紹介するさまざまな催しが行われる。
(写真=来場者でにぎわう組合ブース)
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竹内鉄工所(福井)

小学生が工場を見学

鋭い質問連発、地域貢献にも

 福井県のMグレードファブ、竹内鉄工所(福井市栃泉町76−51、竹内啓文社長)は11日、竹内社長の母校である東郷小学校の要請を受け、5年生の見学希望者7人を受け入れ、鉄骨造建築物がどのようにして製作されていくかについて説明した。見学した子どもたちはロボット溶接や切断など、実際の製作作業を目の当たりにして目を輝かせ、説明者に向かって次々と質問を飛ばしていた。竹内社長は「小学生はいわば未来の日本を背負っていく大事な世代。今のうちから鉄骨製作の面白さを知ってもらうことで、将来的な業界の底上げ、人手不足解消にもつながれば」と語っている。
(写真=見学した子どもたちとともに(右端が竹内社長))
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