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地域や規模の格差が鮮明に

  • 各社の工場稼働は安定的推移
    工程ズレ、鋼材費高騰が焦点に

 国土交通省の着工統計換算による16年度上期の鉄骨需要は約266万㌧で推移、最終的に「年度で510万㌧前後」の見方が大半を占めている。前年度比で若干増となるものの、年初に取り沙汰された需要の大幅増加への期待と裏腹に伸び悩んだまま年末を迎えることになる。精彩に欠ける需要動向を背景に一部で受注競争による値崩れがみられたほか、地域や物件規模による量的な格差がより鮮明となりつつある。ただ、東京五輪の開幕を控える首都圏の需要は旺盛で、地方の主要ファブも鋼材商社・流通のネットワークなどで極端な工場稼働率の低下はみられない。
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