鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年2月10日号 NO.1965

●11府県で前年より増加に/19暦年都道府県別鉄骨需要
●推定鉄骨需要量は約40万8千㌧/国交省12月着工統計
●19年度建設投資は62兆1400億円/建設経済研究所が予測
●UTレベル1基礎講座が終了/全国鐵構工業協会
●検査技術者実技試験の結果を公表/鉄骨技術者教育センター
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑩
●NC印字専用機などを導入/玉造恵庭工場(北海道)
●顧問県議・行政との懇談会開く/長野県鐵構事業協同組合
●近畿版
●中国版
●事故リスク排して無事故達成へ/ 阪和・SKE安全協力会

19暦年都道府県別鉄骨需要

11府県で前年より増加に

地区別では全10地区で減少

 国土交通省による建築着工統計から換算した19暦年(1~12月)の鉄骨需要は前年比8・8%減の472万㌧で、7年ぶりに500万㌧を割り込んだ。都道府県別の需要は表の通り。茨城で16・0%増となったほか、佐賀が15・4%増、鳥取で12・1%増、和歌山で11・0%増、大阪で9・3%増、徳島で7・3%増、福岡で6・4%増、鹿児島で6・2%増と8府県で5%以上の増加となった。一方、岩手(52・3%減)、島根(50・2%減)、沖縄(46・6%減)、兵庫(31・8%減)の4県で30%超の大幅減を記録した。全体では11府県で前年より増加した。

UTレベル1基礎講座が終了

全国15会場延べ225人が受講、「資格取得」を支援

全国鐵構工業協会

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は1月25~29日の5日間 、沖縄県ポリテクセンターで構成員ら10人を集めて「超音波(UT)レベル1基礎講座」を開催した。講師はダイヤ電子応用の清田文範氏とポリテクセンター大分の中満健氏が担当、非破壊検査の目的や超音波探傷の基礎、垂直探傷や角探傷の原理など、カリキュラムに沿って超音波探傷検査の基礎を学んだ。また、当日の同基礎講座の開催で全構協が昨年10月から全国7支部15会場で行ってきた「超音波(UT)レベル1基礎講座」が終了、延べ225人が受講したことになる。
(写真=沖縄会場は1月25 ~ 29日の5日間開催)

長野県鐵構事業協同組合

顧問県議・行政との懇談会開く

耐震化進ちょく状況など4項目で協議

 長野県鐵構事業協同組合(理事長=飯島正博・飯島工業所社長)は1月28日、長野市内のホテルで、顧問県議と行政との懇談会を開催した。顧問県議は風間辰一、平野成基、佐々木祥二の3氏が出席。
 懇談会では飯島理事長が座長を務め、①県の管理建物の耐震化の進ちょく状況と老朽化した建物の建て替え計画②緊急時の輸送道路に位置づけられているその道路沿いの建物の耐震化の進ちょく、動向③2027年開催予定の長野県国体に伴う新しい施設④木・鋼ハイブリッド構造の今後――の4項目について協議した。
(写真=懇談会のようす)

事故リスク排して無事故達成へ

優良職長と優良協力会社を表彰

阪和・SKE(名古屋)安全協力会

 阪和興業名古屋支社の鉄骨工事、屋根・壁工事などの協力会社で組織する阪和・S K E(名古屋)安全協力会(会長=掛布忠・阪和興業名古屋支社鉄構営業部長)は1月29日、名古屋市内の若宮八幡社で安全祈願祭を執り行い1年間の無事故・無災害を祈念した。その後、市内のホテルへ移動して安全大会を開催した。
(写真=若宮八幡社で安全祈願祭)

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