鉄構技術記事詳細

2010年3月号 VOL.23 NO.262

・[特集]露出柱脚工法
・[特集]2010年再開発プロジェクト展望 第二弾
・[Photo Topics]東京駅・八重洲口に長さ240mの大屋根
・[耐震設計と施工]横浜ブルーアベニュー(MM21-46街区(仮称)ODビル)
・[Report]IASS 50周年記念
・[論文]中ボルトとアンカーボルトの構造上の取扱いについて
・[論文]最新鋭電気炉工程で製造された溶接構造用厚板
・[Strutect]髙澤 恒男さん

●特集

・露出柱脚工法
―日立スーパーハイベース工法/ベースパック柱脚工法/NCベース柱脚工法/ISベース柱脚工法/ジャストベース
・2010年再開発プロジェクト展望 第二弾
―全国の大型再開発・建設プロジェクトを網羅

●Photo Topics

・東京駅・八重洲口に長さ240mの大屋根
―「グランルーフ」、今年夏に鉄骨建方。溶接楕円形断面柱採用し、高度な鉄骨加工

●耐震設計と施工

・横浜ブルーアベニュー(MM21-46街区(仮称)ODビル)
―高力ボルト摩擦接合ダンパーを用いた高層建築物―
阿蘇品尚士/清本 和樹

●Report

・IASS 50周年記念
―バレンシアシンポジウム参加報告―
熊谷 知彦/菊嶋 誠/川口 健一

●論文

・中ボルトとアンカーボルトの構造上の取扱いについて
田中 淳夫
・最新鋭電気炉工程で製造された溶接構造用厚板
―建築鉄骨における地球温暖化防止対策―
板谷 俊臣/山根 正寛/伊藤 優/稲田 達夫/護 雅典

●Strutect
鉄構技術
髙澤 恒男さん(戸田建設 建築設計統轄部 構造設計部 部長)

●表紙説明
東京港臨海大橋(仮称)
鉄構技術
 東京港に新たなシンボルが誕生する。国土交通省関東地方整備局が東京港臨海道路2期事業の一環として建設、東京・江東区の中央防波堤外側と若洲を結ぶ全長約2,900mの長大橋となる。羽田空港に隣接するため高さ制限があり、桁下は船舶航行を確保するためトラス構造を採用した。最大支間長440m、桁下54.6m、トラスの最長部は水面から87.8m。トラス桁の規模は長さ232m・高さ35m・幅24m。重量は6,000t。部材製作は川田工業四国工場、宮地鉄工所千葉工場、駒井鉄工富津工場、JFEエンジニアリング津製作所、栗本橋梁エンジニアリング(堺市)、日立造船鉄構堺工場・向島工場(尾道市)、日本橋梁播磨工場、三菱重工橋梁エンジニアリングの8社9工場で行われた。トラス桁の鋼材には、溶接施工性に優れた橋梁用高性能鋼材「BHS鋼材」が初めて採用され、他の一部にSM400AとSM450Yを使用。架設は今回で2回目となる3隻の大型クレーン船による一括工事で行われた。完成は2011年の予定。

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