鉄構技術記事詳細

2010年5月号 VOL.23 NO.264

・[特集]鉄骨ものづくり特集 第二弾
・[Photo Topics]東京、大阪で大型再開発計画に着工
・[新連載]スペイン派構造アーティストの作品を現地に訪ねて
・[鉄のデザイン+a]小浜の家
・[Regular]大空間構造での世界の鉄構技術は進歩しているのか<最終回>
・[Regular]Archi-Neering Designが紡ぐ物語<最終回>
・[Regular]建築工事標準仕様書 JASS 6 鉄骨工事-改定のポイント<28>
・[Strutect] 横川 和人さん

●特集:鉄骨ものづくり特集 第二弾

・鉄骨造建築の再生と大型再開発プロジェクト
―東京、大阪で大プロが相次いで着工し弾み。カギ握る中低層民間ビルの需要
・日本建築センター「冷間マニュアル」などテクストに講習会/
 「改良地盤の設計及び品質管理における実務上のポイント」を発行
・<ルポ-ファブ探訪>カジケイ鉄工(岐阜県)

●Photo Topics

・東京、大阪で大型再開発計画に着工
―大手町一丁目、大阪駅北地区再開発で計6棟の超高層ビル建設。鉄骨市場活性化へ

●新連載

・スペイン派構造アーティストの作品を現地に訪ねて
連載1 IASS 50周年記念シンポジウムとエドワルド・トロハ
川口 衞

●鉄のデザイン+a

・小浜の家
―閉じた建築と開いた建築の間に―
谷尻 誠/田中 正史/安田 徳太/原田 信長

●Regular

・大空間構造での世界の鉄構技術は進歩しているのか
―国際博覧会施設に特定して最近150年間の鉄構技術を考える―
第18回 2010年上海万博<最終回>
渡辺 邦夫/揚原 茂雄/野田 絋司
・Archi-Neering Designが紡ぐ物語
その20 AND巡回展にみるポスターアート<最終回>
編集部
・建築工事標準仕様書 JASS 6 鉄骨工事-改定のポイント<28>

●Strutect
鉄構技術
横川 和人さん(石本建築事務所 プロジェクト推進室 構造設計・監理 部長)

●表紙説明
長岡市民防災公園全天候型公園施設
鉄構技術
 長岡市民防災公園全天候型公園施設は、新潟県長岡市の長岡防災シビックコア地区の公園区域内に、天候に左右されずに遊べる大規模屋内広場に子育て支援施設・市民防災センターを併設した複合建物として計画され、地上2階、高さ13.0m、延床面積は約1,450平方メートル。建設地は新潟県長岡市千歳1丁目で、昨年7月に着工し、今年3月に竣工した。
設計・監理は松田平田設計が担当し、共榮・永井・今井JVが施工した。鉄骨所要量は約70tで、鉄骨製作は、新日鉄(扶桑機工)が担当。建物の屋根は、直径24.8m、高さ約1.3mの偏平な円形形状の張弦梁架構を採用。外周リング(鋼管)に12個所の支点を設け、支点は露出柱脚とし、十分な水平剛性を持つ鉄筋コンクリート下部構造にピン支持する。張弦梁架構は、多段式張弦構造システムを持ち、放射状に張弦梁を配置している。張弦梁の上弦材はH形鋼とし、その中点と中央リングを束材で接合、束材先端に上弦材と結ぶタイロッドテンション材と円周方向に上下2段リングケーブルを配置することにより、面外剛性を確保、面内剛性は屋根面ブレースを設けることで確保している。

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