鉄構技術記事詳細

2011年3月号 VOL.24 NO.274

・[特集]露出柱脚工法
・[Photo Topics]「阿倍野橋ターミナルビル」、立柱式
・[Interaction&Collaboration]山口きらら博記念公園水泳プール
・[耐震設計と施工]次世代スーパーコンピュータ施設
・[耐震設計と施工]アークヒルズフロントタワー
・[論文]システムユニット工法によるコンテナハウスの開発
・[Topics]東京スカイツリー
・[Strutect]田中 剛さん

●特集:露出柱脚工法

・日立スーパーハイベース工法/日立ハイベース・エコ/日立クリアベース,ベースパック柱脚工法,NCベース柱脚工法,ISベース柱脚工法,ジャストベース工法

●Photo Topics

・「阿倍野橋ターミナルビル」、立柱式
―高さ300m、日本一の超高層ビル。新JR大阪駅完成間近、北地区再開発も本格化―

●Interaction&Collaboration

・山口きらら博記念公園水泳プール
―複合式張弦梁構造の設計と施工―
―――城戸 隆宏/櫻井 優貴/田畑 英樹/久保 博/本多 智彦

●耐震設計と施工

・次世代スーパーコンピュータ施設
―60m×60mの計算機室空間を有するスーパーコンピュータ施設の設計と施工―
―――向野 聡彦/朝川 剛/越山 忠司

●耐震設計と施工

・アークヒルズフロントタワー
―多層連結・中間層集中配置型の制振構造―
―――増田 和雄/岩渕 憲司/早野 裕次郎

●論文

・システムユニット工法によるコンテナハウスの開発
―――木尾 正睦/永井 清高/高橋 治/関根 渉/會田 裕昌/富澤 徹弥

●Topics

・東京スカイツリー
―シリーズ第8弾 東京スカイツリー City View(West編)―
―Photo ただいま584m―

●Strutect
鉄構技術
田中 剛さん(神戸大学大学院工学研究科教授)

●表紙説明
山口きらら博記念公園水泳プール
鉄構技術
 山口きらら博記念公園水泳プールは2011年9~10月に開催される第66回国民体育大会及び第11回全国障害者スポーツ大会に使用される水泳場となる。建築デザインは市民に親しみやすい卵型のフォルムを有しており、膜屋根と金属屋根の屋根仕上げとなっている。構造形式としては、鉄筋コンクリート造の下部構造と鉄骨屋根架構からなり、屋根架構にはキャンチトラス+張弦梁からなる複合式張弦梁構造により構成されている。屋根架構のスパンは建築のフォルムに応じて27.4m~61.6m。施工方法はキャンチトラス部分を先行して施工し、地組した張弦梁を初期張力導入まで行い、クレーンによってキャンチトラス間に架設する形式としている。鉄骨建方は、約4,000平方メートルの面積を約2カ月で行った。使用鋼材はSN490B,STK490,STK400(主要構造部)で鉄骨需要量は416t。設計および監理は山下設計、施工は五洋建設・井森工業・長沢建設JV。鉄骨製作は新日鉄エンジニアリング(川重鉄構工事)。竣工は2011年3月の予定。

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