鉄構技術記事詳細

2012年3月号 VOL.25 NO.286

・[特集]露出柱脚工法
・[特集]再開発プロジェクト展望 全国版
・[Photo Topics]震災・復興テーマにシンポジウム
・[Book Review]斎藤公男著 新しい建築のみかた
・[新工法]Web Plus工法
・[耐震設計と施工]レクロス広尾(日本赤十字社広尾地区再建整備計画)
・[Strutect]宇田津 明哉さん

●特集:露出柱脚工法

・スーパーハイベース ハイベース・エコ クリアベース
―――日立機材
・ベースパック柱脚工法
―――岡部/旭化成建材
・NCベース柱脚工法
―――日本鋳造
・ISベース柱脚工法
―――アイエスケー
・ジャストベース工法
―――昭光通商
・親子フィラー柱脚工法
―――構造工学研究所

●特集:再開発プロジェクト展望 全国版

・再開発プロジェクト展望 全国版
―全国の大型再開発・建設プロジェクトを網羅―
・全国の建設プロジェクト(早分かり&一覧表)
―ビル/商業施設/工場/学校ほか―
・全国の建設プロジェクト(パース編)

●Photo Topics

・震災・復興テーマにシンポジウム
―震災・制振技術展示会で。内閣府、岩手・高知・茨城・仙台市等が取り組みを発表―

●Book Review

・斎藤公男著 新しい建築のみかた
―――細澤 治

●新工法

・―鉄骨梁の梁端部補強―
Web Plus工法
―――前田建設工業

●耐震設計と施工

・レクロス広尾(日本赤十字社広尾地区再建整備計画)
―都市型総合医療福祉サービス施設の設計と施工―
―――嵐山 正樹/金谷 憲司/木村 正豪/大石 昌

●Strutect
鉄構技術
宇田津 明哉さん(大建設計 大阪事務所 構造設計室長)

●表紙説明
東京ゲートブリッジ
鉄構技術
 東京港の新たなシンボルとなる「東京ゲートブリッジ」が2月12日に開通した。同橋は、東京都江東区若洲と大田区城南間の約8kmに及ぶ東京港臨海道路の一部で、全長2,618mの長大橋となる。羽田空港に隣接するため高さ制限があり、桁下は船舶航行を確保するためトラス構造を採用。水面から橋梁最上部の高さは87.8m、最大支間長440mは国内で2番目の長さとなる。桁下からの高さは54.6mあり、大型船舶の往来も可能としている。主橋梁部全体の鉄骨使用量は約2万t。鉄骨製作は川田工業四国工場、宮地鉄工所千葉工場、駒井ハルテック富津工場、JFEエンジニアリング津製作所、栗本橋梁エンジニアリング(堺市)、日立造船鉄構堺工場・向島工場(尾道市)、日本橋梁播磨工場、三菱重工橋梁エンジニアリングの8社9工場で行われた。施工は、軽量化を図るため溶接施工により行い、トラス桁の鋼材には溶接施工性に優れた橋梁用高性能鋼材「BHS鋼材」を初めて採用した。このほか、太陽光発電による省エネ化、大型すべり型免震支承の採用など最新技術も導入している。夜間にはライトアップも行われ、5月に開業する東京スカイツリーと並び、東京の新たな観光スポットとしても期待されている。

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