鉄構技術記事詳細

2012年7月号 VOL.25 NO.290

・[特集]新工法・省力化工法
・[Photo Topics]日鐵住金建材 仙台製造所が震災から完全復旧
・[Interaction&Collaboration]明治大学創立130周年記念和泉図書館
・[gallery]明治大学創立130周年記念和泉図書館
・[耐震設計と施工]麹町大通りビル
・[構造設計と施工]名古屋市科学館 理工館・天文館
・[Strutect]髙橋 一正さん・原田 玄さん

特集:新工法・省力化工法

・ベースパック柱脚工法
―――岡部/旭化成建材
・親子フィラー(ベースプレート過大孔充填材)
―――構造工学研究所
・ACEUPTM(ワイヤーレス工法)
―――テクノス
・柱はりノンダイアフラム接合部材「NDコア」
―――日鐵住金建材
・スマートブロック工法/スマートダイア工法
―――日立機材
・エコスフレーム
―――松村構造計画/エコスフレーム
・WAWO構法による鉄骨製作省力化・コストダウン
―――アークリエイト

●Photo Topics

・仙台製造所が震災から完全復旧
―日鐵住金建材 操業再開し、「工場見学会」。完成した「津波避難タワー」も公開―

●Interaction&Collaboration

・明治大学創立130周年記念和泉図書館
―リエゾン(架け橋)を表現した曲線の重なり合う屋根―
―――田中 義之/山﨑 敏幸/秋田 悠理/藤田 啓史/鈴木 寿浩

●gallery

・明治大学創立130周年記念和泉図書館

●耐震設計と施工

・麹町大通りビル
―地下1階中間階免震構造の超高層オフィスビル―
―――宇田津 明哉/横田 洋平/田中 雅人/渋谷 健司/寺田 尚志

●構造設計と施工

・名古屋市科学館 理工館・天文館
―世界最大のプラネタリウムを内蔵する外径40mの球体の設計と施工―
―――杉浦 盛基

●Strutect
鉄構技術
髙橋 一正さん・原田 玄さん(メタストラクチュア 代表取締役)

●表紙説明
明治大学創立130周年記念和泉図書館
鉄構技術
 明治大学は2011年に創立130周年を迎え、その記念事業として大規模施設整備計画が行われている。和泉キャンパスでは、和泉食堂館「和泉の杜」の増築や新図書館、新守衛所・正門の建設などが行われた。新図書館「明治大学創立130周年記念和泉図書館」はその中心的なプロジェクトとして位置づけられている。建設地は東京都杉並区永福1-9-1、延べ面積8,856.92平方メートル、階数は地上7階、最高高さ24.36m。設計・監理は松田平田設計、施工は清水建設、鉄骨工事は阪和興業(カガヤ)が担当。鉄骨使用量は約195t、工期は2010年10月から2012年3月末で、5月1日にオープンした。図書館は中央中庭のキャンパス軸を受け止めるように配置し、外形を平行四辺形とすることでセンタープラザから知の中庭へ空間をつなげている。立面は内部の様々なアクティビティが外ににじみ出るような表情豊かなガラス主体な低層部、大型ルーバーの中層部、軽やかな屋根の上層部の三層構成。屋根はリエゾン(架け橋)をイメージさせるような緩やかで大きな曲面を描いている。新図書館は人と人、人と情報を結ぶ「架け橋―リエゾン」を目指した。

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