鉄構技術記事詳細

201303

2013年3月号 VOL.26 NO.298

・[特集]露出柱脚工法
・[特集]’13年再開発プロジェクト展望―拡大版
・[Photo Topics]第17回「震災対策技術展」/第4回「振動技術展」 災害対策と免制振技術を一堂に集結
・[論壇]構造用アンカーボルトのJIS化に伴う建築基準法上の取扱いについて
・[耐震設計と施工]JPタワー
・[Topics]東京都が「2013 耐震フォーラム」開催
・[Strutect]山脇 克彦さん

・論壇:田中名誉教授が「構造用AB」JISの課題を指摘

論壇は、田中淳夫・宇都宮大学名誉教授の寄稿「構造用アンカーボルトのJIS化に伴う建築基準法上の取扱いについて」。田中名誉教授は、10年10月に構造用アンカーボルトのJIS規格が制定後、「建築基準法上の扱いに混乱が生じていると考えられる状況にある」と指摘。今春改訂予定の「13年版 建築物の構造関係技術基準解説書」(国土交通省住宅局建築指導課など監修)の動向を見据え、法的な扱いの問題点・動向などについて論じている。

・特集:露出柱脚工法

東日本大震災以降、工場などの震災復興、新築建物でコラム-H構造による鉄骨造が急増している。コラム-H構造は耐震性能に優れるほか、RC造に比べて工期が短くて済むため、工場移転・建設に伴う計画が立てやすく、早期稼働・復興を後押ししている。これらの鉄骨造建物には露出柱脚を採用するケースが多い。特集では、柱脚メーカー6社が最新技術のほか、構造の特徴や施工性などについて紹介しており、露出柱脚に関する資料となる。

・情報満載の「企画シリーズ」

鉄骨造建築の魅力は、東京駅前に完成し3月オープンの「JPタワー」。2回に分けて連載し、第1回は「構造設計の概要」で三菱地所設計が執筆。第2回は4月号掲載で、設計、施工、ファサード鉄骨製作など建設に携わった5社9人の執筆者がJPタワーの全容を紹介する。好評の企画「2013再開発プロジェクト展望」は、計画が明らかになった「千住大橋ポンテグランデTOKYO」、「東京都豊洲新市場」、「有楽町1丁目計画事業」など計16の大型プロジェクトを紹介。

●特集:露出柱脚工法

・スーパーハイベース/ハイベース・エコ/クリアベース
―――日立機材
・ベースパック柱脚工法
―――岡部/旭化成建材
・NCベース柱脚工法「EXⅡ」
―――日本鋳造
・ISベース柱脚工法
―――アイエスケー
・ジャストベース工法
―――昭光通商
・親子フィラー(ベースプレート過大孔充填材)
―――構造工学研究所

●特集:’13年再開発プロジェクト展望―拡大版

・’13年再開発プロジェクト展望―拡大版
―全国の大型再開発・建設プロジェクトを網羅―
・Project(データ分析の見方)
・全国の建設プロジェクト(一覧表)
―ビル/商業施設/工場/学校ほか―
・全国の建設プロジェクト(パース編)
・全国の建設プロジェクト(月別分析:12年11月)
・オーアンドオーMM59グループ 「MM21中央地区59街区」を再開発
・「渋谷駅周辺地区再開発」が始動

●Photo Topics

・第17回「震災対策技術展」/第4回「振動技術展」 災害対策と免制振技術を一堂に集結

●論壇

・構造用アンカーボルトのJIS化に伴う建築基準法上の取扱いについて
―――田中 淳夫

●耐震設計と施工

・JPタワー
―旧東京中央郵便局のレトロフィット免震建物+透明なガラススクリーンを有した超高層建物―
第1回 構造設計概要
―――小川 一郎/吉原 正/永山 憲二

●Topics

・東京都が「2013 耐震フォーラム」開催
・大成建設が「創業140周年記念展」
・新日鉄住金エンジ 営業ツールソフト「NSVENUS」を改訂
・戸田建設・安藤建設・西松建設・千代田工営 既存建築物の基礎杭を耐震補強する斜杭工法
・JSCA 金箱会長「耐震診断で新たな課題」/東京構造設計事務所協会が「新年会」
・新日鉄住金 広報誌『季刊 新日鉄住金』を創刊/新刊「いい家を手に入れる45の方法」
・東京製鐵 「トウテツコラムTSC295」を本格販売
・アーキニアリング・デザイン展2012
・アマダ 「工程統合自動化ライン」を発売

●BIM

・オートデスク 「海外のBIM活用事情の現状と今後について」
・「J-BIM連携フォーラム2013 in TOKYO」開催
・大塚商会 「実践ソリューションフェア2013」開催

●掲示板

・溶融亜鉛めっき高力ボルト技術者認定
・スタッド溶接技術検定試験合格者

●Strutec Data

・2012年11月の都道府県別建築着工面積/2012年12月の建築着工面積
・2012年(暦年)の着工面積と鉄骨需要量

●Aspiration

・岩手県主催 「東北連携復興フォーラム」を開催

●Regular

・英国の最も輝いた時期 産業革命期の構造技術遺産を現地に垣間見る
―第6回 テルフォード・バンゴールの建築物・構造物(2)―
―――新谷 眞人/山口 秋子/南出 州朗
・体験的な「溶接と強さ」の話
―その47 繰返し荷重がもたらす破壊:疲労破壊―研究論文が一番に多い疲労破壊・強度問題――
―――豊田 政男
・建設関連産業の未来のための技術評論
―第32回 笹子トンネル事故―
―――藤盛 紀明
・ひとりDEBATE Part.2
―連載⑮―既成概念は常に更新する必要がある 硬直した脳の「意表をつく」―
―――渡辺 邦夫
・構造道場
―第6回 「宝永大噴火」の巻―
―――高橋 治
・リレーエッセイ 建築と私 197 「あと施工アンカーは私の師匠」
―――細川 洋治
・随筆133 け:煙が目にしみる
―――深見 準一

・Strutect 山脇 克彦さん
鉄構技術
―日建設計 構造設計部長 兼 北海道日建設計 構造設計室長―

●表紙
JPタワー
鉄構技術
 JPタワーは、東京駅前の旧東京中央郵便局の建替計画で、延床面積約21万2,000㎡の大規模プロジェクトである。設計監理は三菱地所設計、提携建築家はマーフィ/ヤーン事務所、施工は大成建設が担当している。鉄骨は駒井ハルテック、川田工業、エモト、中国エモト、東北鉄骨橋梁が担当。建物は、地上38階のオフィス用途の高層棟と既存建物を保存した保存棟で構成し、建物の低層部には、特区貢献施設や商業施設を配置している。保存棟は、旧東京中央郵便局の一部を免震レトロフィットとして再生することにより、従来の歴史的景観を継承し、JR東京駅丸の内駅舎と一体的に首都東京の顔を形成している。高層棟北面のガラスカーテンウォールは、空に向かってダイナミックに広がるイメージの特徴あるフォルムとしている。2012年5月に竣工し、2013年3月21日にグランドオープンを迎える。

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